遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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おすすめ本・漫画

認知症が進行し要介護となった姑・村井理子

「今は亡き実家の母、認知症が進行し要介護となった姑」を書いた 村井理子さんの「実母と義母」の連載がはじまりました。 義母はいつも、自宅で首を長くして私が訪ねて来るのを待っている。 車を停め、スーパーで買い込んだ食料品の入った袋を手にし、玄関を…

母の施設の部屋から見えるお宅のおじいさん、その後。まど・みちお・詩「びわ」

先日、母の施設の部屋から見えるお宅のおじいさんが 不在になって随分経つと書きました。 日記 母の施設の部屋から見えるお宅のおじいさん。まど・みちお・詩「カニ」 そしたら、そのお宅に喪服姿の人がやってきて、、、 どうやらおじいさんはお亡くなりにな…

こだまさんの新連載エッセイ「おしまい定期便」『父の終活』『直角くん』 

こだまさんのエッセイ、短期連載エッセイ「おしまい定期便」がはじまっています。 母が好みそうなエッセイだと思いました。 こだまさんは『ここは、おしまいの地』で、 中学の卒業文集で「早死しそうな人」「秘密の多そうな人」ランキングで1位を獲得したこ…

高齢者におすすめ『スクラッチアート』母の感想。【認知症予防】

高齢母に認知症予防と暇つぶしを兼ねて『ヨーロピアン・ファンタジー プリンセスの花飾りー大人のカラーヒーリング スクラッチアート』を先日送ってみました。 付属のペンで削ると色が現れます。 ヨーロピアン・ファンタジー プリンセスの花飾り ([バラエテ…

母の認知症予防ドリルと日銀の黒田総裁、値上げ許容発言

高齢母に読解ドリルが済んだか聞いてみました。 「、、、そう言えば、ドリルが終わったら伝えることになってたわね」と母。 私は怒りませんよ。 「別に読解ドリルをしてなくても会話が大丈夫ならいいのよ。 でも読解ドリルを止めるとね、なぜかお母さんの話…

高齢者におすすめのバーゲン本。高齢母に贈りました。お孫さんにも。

楽天ブックスのバーゲン本に高齢母に贈れそうな本があったので紹介します。 バーゲン本は、お孫さんへプレゼントに利用されている高齢者もいらっしゃいます。 楽天スーパーSALE期間中 毎日開催!バーゲン本 タイムセール!で、日替わりのバーゲン本もお得で…

母の施設の部屋から見えるお宅のおじいさん。まど・みちお・詩「カニ」

母の施設の部屋から見えるお宅のおじいさん。 不在になって随分経ちます。 「病院に入院したんじゃないかしら」と言いますが、そろそろ退院しても良いのでは? もしかしたら施設に入所したかも。 「庭が草で荒れている」 母はおじいさんを気にしています。 …

高齢母に『毎日脳活1 30日30種最新脳ドリル』脳トレの第一人者、東北大学の川島隆太教授監修を認知症予防にプレゼント。感想レビュー

高齢母に『毎日脳活1 30日30種最新脳ドリル』を認知症予防にプレゼントしました。 毎日脳活1 30日30種最新脳ドリル (毎日脳活 1) 文響社 Amazon 以前にも紹介していますが、脳トレの第一人者、東北大学の川島隆太教授監修です。 漢字系脳ドリル、計算系脳ド…

朗読「天の町やなぎ通り 」あまんきみこ(6月30日まで無料)

ラジオであまんきみこさんの「天の町やなぎ通り 」を朗読していました。 小さな郵便局に、さしだし人のない「天の町」宛の手紙がくるようになりました。 そんな住所はありません。 天の町やなぎ通り (あかね・新えほんシリーズ) 作者:あまん きみこ あかね書…

不思議でドキドキする怖い話。芥川竜之介・短編小説『妙な話』無料で読書

高齢母に芥川竜之介の短編小説『妙な話』をプリントして送りました。 無料で読めます。 妙な話 作者:芥川 竜之介 Amazon 『妙な話』を読んだ母は、「面白かった」 けれども、なぜ私がこの話を選んで送ったのか少し不思議だったようです。 母がこれまで好きと…

春を感じるとき、 「その恋はいちごのように」おすすめ漫画

私が春を感じるとき、 それはスーパーのイチゴが買いやすい価格になったとき 花よりイチゴ 「ゆめのか」は2007年に愛知県によって品種登録された愛知県のオリジナル品種のイチゴとまだ新しいです。 栽培には愛知県との許諾契約が必要とのことで、長崎は契約…

大ヒットを生み出した川島隆太氏監修「毎日脳活 30日30種最新脳ドリル」・おすすめ認知症予防

母にダイソー『大人のいきいき脳ドリル』を送ったところ 「面白い!」と楽しんでやっています。 適度に難しいそうで、今後は大人向けのドリルのほうが良いかな、と思うようになりました。 (これまで小学生高学年のドリルを送っていました) そこで目に留ま…

おすすめの小説『雪の上の霜』山本周五郎(無料読書)

おすすめの小説『雪の上の霜』山本周五郎 山本周五郎『雪の上の霜』を母に送りました。 街道に立って、馬や駕籠かごに乗るほどではないが、歩き草臥くたびれて少しばかり荷物が厄介になった、という客のために、馬や駕籠よりも安価な駄賃で、荷物を持つ、と…

人間関係を円滑にする流儀、伊集院静「大人の流儀」

人間関係を円滑にする流儀で紹介されていた伊集院静氏の言葉 不幸の底にある者と 幸福の絶頂にある者が 隣り合わせて路上に立つことが 日常起こるものだ。 だから大人は ハシャグナというのだ。 参照 伊集院静「大人の流儀」 大人の流儀 作者:伊集院静 講談…

作文「ぼくがいるよ。」「きっと、だいじょうぶ」 を読んだ母の感想

日本語大賞、受賞作品「きっと、だいじょうぶ」 「ぼくがいるよ」を高齢母に読んでもらいました。 過去10回の日本語大賞受賞者の中でただ一人、2年連続して文部科学大臣賞に輝いた小学生がいました。 彼の名は、森田悠生さん。 第5回受賞作「ぼくがいるよ。…

病気の後遺症で味覚を失い、料理をすることに消極的になっていた母への思い「ぼくがいるよ。」

日本語大賞、第5回受賞作品「ぼくがいるよ」 は2014年2月11日の読売新聞朝刊に掲載されました。 その作品がネットで読めたので、読んでみたのですがホワッと心にくる話でした。 過去10回の日本語大賞受賞者の中でただ一人、2年連続して文部科学大臣賞に輝い…

夏目漱石『泥棒』、――丸帯と云うのは何ですか、丸帯と書いておけば解るですか、

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「本人」の視点で認知症を知ることのできる本『認知症世界の歩き方』

『認知症世界の歩き方』という本が10万部を突破と聞いて、 関心の高い人が多いんだな、と感じました。 認知症世界の歩き方 作者:筧 裕介 ライツ社 Amazon 自分のしたことを忘れてしまうのは、なぜ? あてもなく街を歩き回ってしまうのは、なぜ? 人の顔がわか…

情熱大陸のナレーター窪田 等氏、無料の朗読動画・夏目漱石『元日』

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高齢な母が読んだ、浅田次郎『月のしずく』、去年の今頃、何をしていたか振り返る

母のメールを遡って、去年の今ごろは何をしていたか確認したら、 浅田次郎『月のしずく』を読んでいました。 月のしずく (文春文庫) 作者:浅田 次郎 文藝春秋 Amazon 全七篇の短編集です。 母は「どんな話だったか全く覚えてない」 あらすじを話しても「覚え…

『金四郎の妻ですが3 』高齢な母の読書

母から「本を読んでいる」とメール。 タイトルを聞くと『金四郎の妻ですが』 1巻を読んでるかと思ったら『金四郎の妻ですが3』を読んでました。 金四郎の妻ですが3 (祥伝社文庫) 作者:神楽坂淳 祥伝社 Amazon 「いま気がついた!3って書いてある」 コンビニ…

空き巣泥棒が標的にする町の特徴 ・ 漫画『ハコヅメ』

ドラマ化で「タメになった!」と話題になっている、漫画ハコヅメ。 只今、1巻無料配信中です。 ハコヅメ~交番女子の逆襲~(1) (モーニングコミックス) 作者:泰三子 講談社 Amazon 小学生から質問 「どうしてルールは守らないといけないんですか」 その答…

旅路・池波正太郎、母もおすすめの本【高齢者の読書】

池波正太郎の『旅路』がリニューアル出版されています。 文庫本の文字が大きくなり、読みやすくなりました。 表紙も主人公が描かれて華やか! 時代劇はこれまで読んだことなかったけど読んでみたら、面白かったです。 旅路 上 (文春文庫) 作者:池波 正太郎 …

ナースのチカラ ~私たちにできること 訪問看護物語~(おすすめ漫画) 

『ナースのチカラ ~私たちにできること 訪問看護物語~』が無料で読めます(29日迄) 主人公は2年間の義母の介護をきっかけに50歳で看護師さんになった主婦・幸代。 50歳の新人看護師から見た訪問介護が新鮮でした。 ナースのチカラ ~私たちにできること …

認知症と判別が難しい、慢性硬膜下血腫・漫画『さくらと介護とオニオカメ!』

認知症がちょっと進んだのかな? と思ってたら慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)だった! ということがあることを漫画『さくらと介護とオニオカメ!』で知りました。 介護施設の認知病棟で働き始める新人ヘルパーの物語です。 さくらと介護とオ…

「最後までばあちゃんの面倒を見る」と言い、看護大学に通っていた孫

「最後までばあちゃんの面倒を見る」と言い、看護大学に通っていた孫・大輝さんとおばあちゃんの日々を撮った写真があります。 すごくいい写真。 こんなふうに孫に手を引いてもらって、スーパーへお買い物に行きたい! 関連リンク 「やっぱり、ふたりが生き…

犬の愛らしさがさく裂・漫画『いとしのムーコ』

母に漫画『いとしのムーコ』も送っていました。 母が犬のポーチを気に入っていて、犬も好きなんだなと知ったので。 この漫画は犬のムーコの無邪気さが可愛らしく描かれていて、読んでて元気がもらえます。 母も読んで、元気を貰えたらいいなと思いました。 …

武者小路実篤の愛人・真杉静枝を描いた『女文士』 林真理子

本棚から母が読んで面白そうな本は無いかしら。 林真理子さんの『女文士』を送りました。 以前に「細川ガラシャ」が読めた母なら読めるでしょう、と踏んで。 女文士 (集英社文庫) 作者:林 真理子 発売日: 2015/09/18 メディア: 文庫 小説家・真杉静枝(ます…

「そのうち一度機会がありましたらと思います」年賀状のひと言に揺れる『尾灯』三浦綾子(読書感想レビュー)

三浦綾子さんの短編小説『尾灯』を読みました。 『尾灯』は毒麦の季に収録されています。 三浦綾子 電子全集 毒麦の季 作者:三浦綾子 発売日: 2013/01/25 メディア: Kindle版 定年を過ぎて5年が経つ男性。 民間企業勤めのわずかな給与と年金で暮らしている。…

脳梗塞を患って椅子に座って毎日を過ごす父、その世話をする母、両親の老いに直面する息子。重松清・短編小説『みぞれ』(感想レビュー)

重松清の短編『みぞれ』 脳梗塞を患ってただ椅子に座って毎日を過ごす父、 その世話をする母、 両親の老いに直面し、ふたりを気遣いながらもついきつく当たってしまう息子。 みぞれ (角川文庫) 作者:重松 清 発売日: 2013/07/09 メディア: Kindle版 父が脳梗…