遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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「最後までばあちゃんの面倒を見る」と言い、看護大学に通っていた孫

  

「最後までばあちゃんの面倒を見る」と言い、看護大学に通っていた孫・大輝さんとおばあちゃんの日々を撮った写真があります。

すごくいい写真。

こんなふうに孫に手を引いてもらって、スーパーへお買い物に行きたい! 

 

関連リンク 「やっぱり、ふたりが生きた時間を写真で紡ごう」。愛する家族との死別を越えて、吉田亮人さんが写真家として決めた覚悟。 | greenz.jp グリーンズ


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写真家・吉田亮人さんが撮ったもの。

大輝さんと従兄弟でした。

残念ながら、大輝さんは亡くなってしまいました。

優しすぎたのかな。

 

おばあちゃんと大輝さんのこれらの写真は、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017のメインプログラムのひとつとして展示され、写真集にもなっています。 

吉田亮人写真集 The Absence of Two

吉田亮人写真集 The Absence of Two

  • 作者:吉田 亮人
  • 発売日: 2019/01/31
  • メディア: ハードカバー
 

 

風呂に祖母を入れた大輝さんに、 吉田亮人さんが

「これって毎日できるもんじゃないね」

と言うと、大輝さんは

「そんなことないよ、これくらいして当然よ」

と謙遜するように言ったという。

吉田亮人写真集 The Absence of Two より 

 

 

高齢者をお風呂に毎日入れるって、普通のことに思う人は多いと思う。

でも、やってみるとわかると思う。

毎日お風呂に入れるってことがどれだけ大変か。

例え、自分で入浴可能な高齢者であっても、風呂上りに手の届かない背中を拭くサポートが必要だったり、着替えを用意しておくとか、風呂でおぼれてないか聞き耳を立てておくとか、何かしら世話が必要なこともあります。

吉田亮人さんも、実際に入浴しているところ見てはじめて、 

「これって毎日できるもんじゃないね」

って感じたのではないでしょうか。

老人施設でも、1日おきのお風呂となっています。

 

 

吉田亮人さんの『しゃにむに写真家』が2月17日に発売されます。

ネット連載されていたもので、

写真家になった経緯に驚きつつ、笑いもあって。

大輝さんのことも書かれています。

しゃにむに写真家

しゃにむに写真家

  • 作者:吉田 亮人
  • 発売日: 2021/02/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

吉田亮人さんは元教師なだけあって、感じ方や考え方に誠実さや真面目さが垣間見れつつも、大胆なところもあって興味深い写真家さんです。