「最後までばあちゃんの面倒を見る」と言い、看護大学に通っていた孫・大輝さんとおばあちゃんの日々を撮った写真があります。
すごくいい写真。
こんなふうに孫に手を引いてもらって、スーパーへお買い物に行きたい!
関連リンク 「やっぱり、ふたりが生きた時間を写真で紡ごう」。愛する家族との死別を越えて、吉田亮人さんが写真家として決めた覚悟。 | greenz.jp グリーンズ
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写真家・吉田亮人さんが撮ったもの。
大輝さんと従兄弟でした。
残念ながら、大輝さんは亡くなってしまいました。
優しすぎたのかな。
おばあちゃんと大輝さんのこれらの写真は、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017のメインプログラムのひとつとして展示され、写真集にもなっています。
風呂に祖母を入れた大輝さんに、 吉田亮人さんが
「これって毎日できるもんじゃないね」
と言うと、大輝さんは
「そんなことないよ、これくらいして当然よ」
と謙遜するように言ったという。
高齢者をお風呂に毎日入れるって、普通のことに思う人は多いと思う。
でも、やってみるとわかると思う。
毎日お風呂に入れるってことがどれだけ大変か。
例え、自分で入浴可能な高齢者であっても、風呂上りに手の届かない背中を拭くサポートが必要だったり、着替えを用意しておくとか、風呂でおぼれてないか聞き耳を立てておくとか、何かしら世話が必要なこともあります。
吉田亮人さんも、実際に入浴しているところ見てはじめて、
「これって毎日できるもんじゃないね」
って感じたのではないでしょうか。
老人施設でも、1日おきのお風呂となっています。
吉田亮人さんの『しゃにむに写真家』が2月17日に発売されます。
ネット連載されていたもので、
写真家になった経緯に驚きつつ、笑いもあって。
大輝さんのことも書かれています。
吉田亮人さんは元教師なだけあって、感じ方や考え方に誠実さや真面目さが垣間見れつつも、大胆なところもあって興味深い写真家さんです。