本棚から母が読んで面白そうな本は無いかしら。
林真理子さんの『女文士』を送りました。
以前に「細川ガラシャ」が読めた母なら読めるでしょう、と踏んで。
小説家・真杉静枝(ますぎ しずえ) の人生を描いた小説。
真杉静枝は武者小路実篤の愛人として有名で、その後、中村地平、菊池寛、中山義秀らと恋愛。
この小説では恋愛よりも、真杉静枝がのし上がろうとする姿が強く印象に残りました。
母も面白く読めるのでは。
林真理子さんも小説家として成功するために、さまざまな苦労がされたと聞きます。
真杉静枝にご自身を重ねて「女文士」を書かれたのではないかな。
林真理子さんは2013年に『野心のすすめ』を出版されています。
今では「週刊文集」のエッセイ が37年も続いてギネスに認定されるなど、大作家先生ですね。
今春、小説「最高のオバハン 中島ハルコ」がドラマ化されます。
大地真央さん主演!
2021年4月10日(土)スタート予定。(毎週土曜日23時40分~)
中島ハルコ面白いんですよね。
私は漫画で読みましたけれど。
大地真央さんが中島ハルコ役はぴったりだと思う!
ドラマが楽しみ。
林真理子さんは大正時代、筑紫の炭坑王の妻で美貌の歌人・柳原白蓮の小説も書かれています。
こちらも面白うだと思いつつ、まだ読めてません。
※後日談
母は『女文士』を面白い!と読んでくれましたが、途中から主人公の性格がしんどくなって読む気分では無くなってしまった、と感想がありました。
言われてみれば、母がそう思うのもわかる気がしました。