松重豊さん企画・プロデュース!ドラマ『おいしいのつくりかた』が心にしみる
10月から、Prime Videoにてドラマ『おいしいのつくりかた』が独占配信されています。
実はこれ、『孤独のグルメ』の主人公・井之頭五郎役で有名な松重豊さんが、企画・プロデュース・脚本・監督を手がけている話題作なんです!
私がこのドラマに惹かれた一番の理由は、加賀まりこさんが出演されていることでした。
老人の心に寄り添う「食」の物語
主人公の大沢さん(加賀まりこさん)は、夫と共に洋食店「キッチン大沢」を切り盛りしてきましたが、夫を亡くしてしまいます。 「自宅にひとりで置いておくのは心配」という子どもたちの声を受け、彼女は老人ホームに入所することに――。
我が家も、父が倒れて自力での生活が難しくなった母が、ヘルパーさんを拒んだ末に施設に入所した経緯があるため、大沢さんの気持ちや家族の葛藤が痛いほどよく分かります。
新しい環境に馴染めず、夫を亡くした喪失感から、施設の食事が口に合わない大沢さん。訪問販売のパンを買ってみるものの、やはり食欲は進みません……。
松重豊さんは、そんな大沢さんが入所する老人施設の施設長として登場します。 施設にはいつでも自由に飲める給水サービスや、お笑い芸人の漫才披露イベントがあったりと、とても手厚く良い施設であることが伺えます。 しかも、この施設にはしっかりとした調理場があるんです。すべての施設がそうではなく、給食センターなどに外注しているところも多いと聞くので、これは大きなポイントですよね。
ある日、そこに新しく採用された調理場スタッフ・水橋(北村有起哉さん)がやってきます。 彼の作る料理を食べた大沢さんは、なんと完食!! 食事が大沢さんに生きる活力を与えていく様子がとても丁寧に描かれており、施設の給食でありながら画面越しにお腹が鳴りそうになるほど美味しそうな描写です。
水橋の秘密と、温かな人間ドラマ
ある日、水橋が作った料理が、亡き夫の味にそっくりであることに気づく大沢さん。 「彼はただの料理人ではないに違いない……!」 料理のレシピ動画を配信する企業で働く孫の加奈(のんさん)に相談し、水橋の経歴を調べようとするのですが、そこには意外な背景が――。
大事件が次々と起こるような作品ではありませんが、水橋が老人施設で働く理由や、登場人物たちの人間ドラマにぐっと引き込まれてしまいました。
高齢者ファッションの参考にも
ドラマとしての面白さはもちろんですが、劇中での加賀まりこさんの高齢者ファッションが、母のコーディネートのすごく参考になります! ……とは言っても、母はサイズが大きいので、そっくりなものを探すのはなかなか困難なのですが(^^;;
心がほっこり温まるヒューマンドラマ、ご興味を持たれましたらぜひご覧になってみてくださいね。
🔗 Amazon Prime Video『おいしいのつくりかた』