「今は亡き実家の母、認知症が進行し要介護となった姑」を書いた
村井理子さんの「実母と義母」の連載がはじまりました。
義母はいつも、自宅で首を長くして私が訪ねて来るのを待っている。
車を停め、スーパーで買い込んだ食料品の入った袋を手にし、玄関を開けて入って行くと、車の音に気づいた義母が急いで出迎えに来る。
私の顔を見て、一瞬、困惑した表情をする。ヘルパーさんと間違えられる回数が増えてきたのだ。
私が「お義母かあさん、こんにちは。食事を持ってきましたよ」と声をかけると、はっと驚き、そして「ああ、あなただったの! 来てくれてうれしい! やっと来てくれた」と笑顔を見せる。
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認知症の義母のために、いいお嫁さんじゃない!
ほのぼのした義母と嫁、、、
と思ったら大違い!?
話は若い頃に遡り、おぉぉぉぉぉぉぉ!!
かつてこんな感じだった義母さんの世話をしているの!?
ちょっと驚いてしまう。
村井理子さんは、これまで本を何冊も出版されてて、
金銭的にも精神的にも、迷惑ばかりかける兄が亡くなった話「兄の終い」
認知症を描いた「全員悪人」
壊れてしまった実家を描いた「家族」
どれも話題の作品です。
そうだった、村井理子さんはそういう作品を綴ってこられたんだった。
文章によどみがないから油断してました。
「実母と義母」次回は8月16日に更新。