母にメールしました
お母さんから「面倒くさい」という言葉を聞くようになった気がします。以前よく言っていたときは調子が悪かったので気になりました。
普段は面倒くさいと言わない人なので、言うようになったら要注意と思っています。
母も「そうね、私って面倒なことがどちらかと言うと好きなほうなのよ」
母が「面倒くさい」とよく言うようになった原因は、
・糖尿病の影響で、身体がだるくなって面倒くさく感じる
・外出を控えて太陽に当たっていないためセロトニン不足で、鬱傾向になっている(冬季うつ病のような症状)
◆参考記事 セロトニン ノルアドレナリン が減ってしまうことも、高齢者が落ち込む原因です
このふたつが考えられるなと思いました。
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施設に入所した当初は、生活の大きな変化から、気が少し落ち込み気味になることがありましたが、入所して3年目になり、そういった落ち込みは見られなくなってきたところでした。
◆参考記事 環境や身体的な大きな変化からうつ病になると言われています
思い返せば少し前から(おや?)と思う態度があって、タイミング的には洪水のニュースが母にストレスを与えていたかもしれません。
母は共感しすぎるところがあるので、被災者の方の気持ちに寄り添いすぎたかも。
あと、施設に新しい入所者さんが複数入ってきたと聞いていました。
母は新しい人に慣れるのに時間がかかるほうなので、ストレスを感じたのかな。
会話したり何かをするわけではないんですが、生活圏内に知らない人が加わるということにストレスを感じやすい性格です。
田舎出身で七十年近くご近所さんが変わることが無かったわけですから(しかも近所はほぼ親戚同士だったりします)、慣れないのも当然のように感じます。
母に話をしてみると、新しい入所者さんの何人かは重度の認知症で、夜にわめいたり、ひとりで話してると思ったら泣きはじめたり、戸をピシャンッと閉める音が大きかったり、タイミングを見計らったように部屋から出てきたり、部屋を這って出てきてらしてその姿に驚いたり、認知症なので仕方ないと思いつつ負担に感じていたかもしれない、と母に思い当たるフシがあるようでした。
小さないろんなストレスが重なって調子を悪くしているのだと感じました。
意識してストレスを引きずらないようにお願いしました。
うつ傾向になると、それまで「できていたことができなくなる症状」が出ることがあり、ますます「面倒くさい」となって心身が弱ってしまうこともありますから、サーッと受け流す技術が母には必要です。
重度の認知症の方は、多分ですが本命の施設の空きを待っているのだと思います。
今までも母の施設に入所された重度の認知症の方は、半年ほどして退所されていきます。
特養なのか、グループホームなのかどこかへ移動されます。
それから母が、
テレビでうたコンをやっていて育三郎が歌っていたので観ました。
ウィンクをやたらにやっていました。
育三郎とは山崎育三郎さんのことでした。
せっかくのファンサービスも、母にかかると台無しですね(;^ω^)
山崎育三郎さんのファンは画面の前でキャーキャー言ったことでしょう。
「オペラ座の怪人」「ふるさと」を上手に歌っていたと言っていました。
NHK連続テレビ小説『エール』に出演されていて、母は山崎育三郎さんを知っていました。
高齢者にはNHK連続テレビ小説に出演していると認知度が違いますね。
番組を楽しむ余裕があるなら大丈夫だと思います。