母の認知症、父の癌。仕事と介護の両立。長塚直美子さん
母の認知症、父の癌。
仕事と介護の両立を紹介していた長塚直美子さんのエピソードを読みました。
お母様が認知症とわかったのは60代。
若いですよね。
しばらくはお父様が世話をしていましたが、やがて大腸癌を患ってしまいます。
それを期に、長塚さんは実家へ戻り通勤1時間半をかけて仕事と介護の両立をはじめます。
読んでる私が疲れてしまうほど大変な様子でしたが、
幸運だったのは上司に介護に理解があり、協力してもらいながら仕事ができたことです。
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お母様の認知症は大変だったようで、デイサービスに通わせても騒いで断られてしまうこともあったようです。
お母様の病状がすすみ、とうとう介護施設へ入所させます。
騒ぐような人は施設でも受け入れしてもらえないことがあるので、入所できたのはケアマネージャーさんががんばってくれたおかげでしょうか。
ところがお母様はみるみる気力が衰え、食事もとれなくなり、その年の夏にお亡くなりになったそうです。
あぁ、難しい。
確かに、介護施設に入所させて元気がなくなり、そのまま弱って亡くなる話は耳にします。
珍しいことではありません。
入所させなければよかったのに、とは思いません。
もうそれは仕方のないことです。
遅かれ早かれ、それがお母様の寿命だったのだと思います。
介護に奮闘しながら仕事を続けた長塚さんは、昇級試験を受けチーフに昇進するなど、同期からやや遅れたもののキャリアを築きました。
すごい!
私はがんばりたくても、身体がついていかなくてパッタリ倒れてしまうので、こういうタフな人って尊敬しますし、憧れます。
長塚さんの記事はプレジデントウーマンプレミア 2021年春号に掲載されています。