遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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高齢者は落ち込む機会が増えやすい。その理由とは

高齢者は落ち込む機会が増えやすい。その理由とは

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高齢者は落ち込む機会が増えやすく「うつ病」が起こりやすくなります。

理由はさまざまですが例えば、

友人など親しい人が亡くなる、

体調不良や体力の減少に凹む、

などです。 

癌の告知をされてうつ病を発症する人もいると聞いたことがあります。

高齢者になるとストレスを受け止め切れなくなるんでしょうね。

両親ならこれくらい大丈夫だろう、と思っていても年齢と共に無理になっている場合もあるので要注意です。 


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親の様子が変だなと思ったら「認知症」を疑うと思いますが「うつ病」の可能性も忘れないようにするのがおすすめです。

思い当たることがなければ認知症の可能性が高いですが、伴侶や親しい友人を亡くした直後であれば「うつ病」の可能性もあります。

うつ病は「もの忘れが激しくなる」症状がでることもあります。

私の親戚が80代で妻を亡くしたとき、その後、しばらく様子がおかしいことがありました。

私が挨拶しても「だれ?」という感じ。

(とうとう認知症になったのかしら)と思ったのですが、今は元気に挨拶を返してくれますし、別人のようにハキハキと話してくれます。

今思えば、あのとき「うつ病」もしくは、うつ気味だったのかもしれません。


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高齢者が落ち込む機会が増えやすい理由はまだあります。

加齢により脳内で気分を調整する、

セロトニン

ノルアドレナリン

が減ってしまうことも、高齢者が落ち込む原因です。

母がときどき「なぜだかわからないけど気分が落ち込むような気がする」と言っていたのはこれが原因だと思います。

「気のせい」で済ませてはいけませんね。

母には「高齢になったらみんなそうなっちゃうみたいよ~」と教えたら、ホッとしていました。

 

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セロトニンは「幸せ物質」とも呼ばれ、脳と腸を活性化させ癌を予防すると言われています。

セロトニンの原料はトリプトファンという物質で、

日光浴で分泌量が増えると言われています。

母には意識して日光浴をしてもらっているのですが、

「気分が落ち込むことが以前より少ない気がする」

と話していたので効果あります。

またトリプトファンを多く含む食品を摂ることでセロトニン不足を補うこともできます。


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セロトニンを増やす食品

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セロトニンを増やす食品は、

 

かつお・いわし・鮭

鶏肉・レバー

大豆食品・卵・くるみ・ヨーグルト

バナナ・ブロッコリー・ほうれんそう

 

いちばん取り入れやすそうなのは、バナナとヨーグルトですかね。

朝食やおやつにバナナヨーグルトを食べれば予防になりそうです。

 

 運動もセロトニンを増やします!

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運動がセロトニンの分泌につながることが明らかにされています。

散歩(ウォーキング)に出かければ、日光浴もできて一石二鳥ですね。

気分が沈んだら外出がおすすめです。

私も散歩を心がけよう!