『バス停を施設に寄贈 認知症の人に“優しいうそ”で活用』のニュース
いいお話と思ったので紹介します。
愛知県豊橋市のバス会社が15日、地元のグループホームに「使われなくなったバス停」を寄贈しました。
施設では入所している認知症の人が外に出て行方がわからなくなるのを防ぐため、
「いったんバス停で待ってみましょう」
と促すのに役立てたいとしています。
グループホームの内藤きみ子施設長は、
「コロナ禍で家族との面会が制限される中、入所者は自宅のことが気になり帰りたいという気持ちが強まっていると思います。
うそはよくないですが、本人がそのときに納得する方が大事なので、優しいうそという形で活用できればと思います」
と話していました。
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認知症だと、しばらくバス停で待ってると、
「何をしてたんだっけ?」
と忘れると思います。
「寒いから中へ入りましょうか」と見計らった職員さんが施設内に誘導する。。。
そんなふうにバス停を活用するのかなと想像しました。
自宅の場合は、家周辺を一周すると気が済むようです。
お庭があればバス停を置くのもありかも!?
野外用の立て看板ならリーズナブルにDIYできそうです。
母の施設でも認知症の方が「帰る!」と言って、施設を出ようとする人もいます。
「いつ息子は迎えに来るかな?」と聞く認知症の方もいらっしゃいます。
しかし入所して半年もすると、だんだんと言わなくなる人が多いようです。