いとこ煮は、かぼちゃと小豆の組み合わせが多いと思いますが、
施設の食事で薩摩芋と小豆のいとこ煮が出ました。
母から「甘くて苦手」
ごはんのおかずにならないからだろうな、と思いました。
醤油で甘辛くしたお惣菜は母は大好きです。
「おやつと思って食べれば美味しく感じるのでは?」
食事の最後にデザートとして食べてはどうか。
この提案に母は
「そうね!そう思えば美味しく食べられるかも。
Sさんが半分しか入ってなくて、今度、Sさんのと交換してあげようかしら」
Sさんは病気の影響で少食になってから、ご飯の量が減らされています。
「いとこ煮の量が少ないと残念そうに言ったから、好きかもしれない」
と母は感じたようです。
「Sさんの食べたい気持ちと食べられる量は異なるだろうし、
病気をしてから食べすぎてはいけない食材があると聞いた覚えがあるよ」
止めたほうが良いとは思ったけど、そうは言わず母にやんわり伝えました。
施設ではひとりひとりに合わせて食事量を決めていて、
完食したかどうかもチエックしていると思います。
(施設や個人の介護サービスの利用度合いにもよります)
何度か伝えているのですが、忘れてしまうみたい。
昔から母は自分が食べたく無いものを人に譲る癖があり、相手が喜ぶならいいじゃない、と思っているフシがあります。