遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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認知症になってからも、安心して暮らせるまち!?東京都世田谷区の取り組み。

 

東京都世田谷区には、

世田谷区認知症とともに生きる希望条例」(令和2年10月施行)

があると、本「認知症の人の「かたくなな気持ち」が驚くほどすーっと穏やかになる接し方」で知りました。

認知症に不安を持つ人も、住んでいる地域で積極的に活動してくれると心強いですよね!?

 

「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」が作られた目的は?

 

おとなでも、こどもでも、 誰もが無関係ではないのが、認知症です。

ひとりひとりが、希望を持って自分らしく生き、 認知症になってからも、安心して暮らせるまちを 区民みんなで一緒につくっていくために、 世田谷区はこの条例をつくりました。 

 

「世田谷区認知症とともに生きる希望条例」で大事にしていること

 

・いままでの認知症の考え方を変える。

・みんながこの先の「そなえ」をする。

・ひとりひとりが希望を大切にしあい、 ともに暮らすパートナーとして支えあう。

認知症とともに今を生きる本人の希望と、 あたりまえに暮らせること(権利・人権)を いちばん大切に。

 

参照PDF 世田谷区認知症とともに生きる希望条例パンフレット

 

この条例をもとに、さまざまな取り組みをされています。

 

例えば、

認知症家族のための「心のケア講座」

認知症当事者がこれまでの経験を活かし制作した作品の展示を通して地域社会における役割を実感するための「にんさぽギャラリー」 

・もの忘れチェック相談会

など。認知症でなくても、参加できる講座やイベントもあります。

 

素晴らしいと思ったのは「居場所づくり」

高齢になると友人と疎遠になったり、新たな交流する場もなかったりしますよね。

世田谷区では気軽に参加できるイベントが催されているのです。

同じように取り組んでいる他の自治体もありますが、こう、、、一部の人向けって感じがしなくもないところもあり、世田谷区の明るく気軽に行けそうな雰囲気が素晴らしいと思いました。

 

お住いの地域で、パブリックコメントを求められたとき、世田谷区の例を挙げてコメントするとわかりやすいかもしれないですね。

 

リンク 世田谷区認知症とともに生きる希望条例 | 世田谷区認知症在宅生活サポートセンター