遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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薬局で「ジェネリック(後発医薬品)にしますか?先発品(長期収載品)にしますか?」2024年10月から注意。

 薬局で「ジェネリック後発医薬品)にしますか?先発品(長期収載品)にしますか?」2024年10月から注意。

ジェネリック後発医薬品)にしますか?先発品(長期収載品)にしますか?」

薬局で質問されますよね。

先発品(長期収載品)を選択した場合、両者の差額の4分の1を患者自身が負担する仕組み(選定療養)が2024年10月から導入されます 。

 

厚生労働省が2024年3月に発出した通知『長期収載品の処方等又は調剤について』にて、

『同じ成分、効能効果で価格の安い後発品を使用できるにもかかわらず、あえて高額な長期収載品(先発品)を選択する患者には、特別負担をしてもらう』

と明確にしました。

医師の指示で、先発品の指定がある場合などは除きます。


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ちなみに長期収載品500円、後発品250円で、3割負担の場合には、次のように患者負担額が変わります。

 

【現在】

 

▽後発品:75円(250円×0.3)

▽長期収載品:150円(500円×0.3)

【2024年10月から】

▽後発品:変わらず75円(250円×0.3)

▽長期収載品:200円で現在よりも50円増

 

(計算方法)

・選定療養部分:68.75円

→[500円(長期収載品価格)-250円(後発品価格)]×4分の1=62

 

.5円が選定療養となり、ここに消費税(10%)が上乗せされる(保険外診療の部分には消費税が課される)

 

・3割負担部分:131.25円

→500円(長期収載品価格)から62.5円(選定療養部分)を除外した437

 

.5円の3割(あるいは「後発品価格(250円)」+「価格差(500円-250円)から選定療養部分(62.5円)を除外した部分(このケースでは187.5円)」の合計の3割、と考えることもできる)

・両者を合計した患者負担総額:200円

 

参照記事 

2024年10月からの「患者に特別負担」が生じる長期収載品(先発品)のリストを公表—厚労省 | GemMed | データが拓く新時代医療

 

母はいつもジェネリックにしてもらっています。

ジェネリックにしている理由を聞いたら、

「薬剤師さんが安いよってすすめてくれたから」

長年飲んでいますが、副作用も見られず数値も安定しています。

厚生労働省は医療費の負担額を減らすために、もうかなり以前からジェネリックを推していますね。

 

ジェネリックに不安や不信を抱いている人もいるかもしれません。

薬剤師に相談したり、処方されている薬のジェネリックがどこの会社が製造しているか確認するなどして検討されると良いと思います。

 

参照記事 薬局で「ジェネリックに変更しますか?」どう答えるのが正解?→「知らなきゃ損する」「2024年10月からは注意」(まいどなニュース) - Yahoo!ニュース