遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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染色家、絵本や版画などで有名。柚木沙弥郎(ゆのき・さみろう)さん死去 101歳

 

柚木沙弥郎(ゆのき・さみろう)さんが101歳で1月31日にうっ血性心不全で永眠されました。

2023年には東京・日本民藝館にて「生誕100年柚木沙弥郎展」を開催されるなど意欲的に活動されていました。 

どこかで目にしたことある人も多いのではないかな。

例えば絵本「ぎったんこ ばったんこ」 

染色

 

先日、雑誌ブルータスの記事にて、

 

 「“あなたにぞっこん惚れている”とかね。

 いいにつけ悪いにつけ、本心を書くということは大事なことだよ」

友達に、家族に、仕事で知り合った人に。手紙を書くのが好きだと話すのは、染色家の柚木沙弥郎さん。

ただいま101歳の現役クリエイターだ。

25歳の時、民藝運動をリードした染色家の芹沢銈介と出会ったのを機にこの道へ。

以来76年、型紙を使って布や紙に模様をあらわす「型染め」を中心に、多くの作品を作り続けてきた。

参照リンク 101歳の染色家・柚木沙弥郎がBRUTUS読者に伝えたいこと | ブルータス| BRUTUS.jp

 

すごくいいことおっしゃるな、と思って。

父と母とそれぞれの施設へのお手紙にこの記事をプリントして送ったところでした。

 

母は父との面会で私が会話するように伝えたところ、ネタを用意して行っても話し忘れてしまうことが多いので手紙を渡すことにしています。

それは、いいアイディアだと思いましたが母は気が利かないところがあるので、

「お父さんが喜ぶような内容を書くのよ!」

とアドバイスしたところ、

「そんなお父さんが喜ぶような出来事なんて施設暮らしの私にはない」

 

「・・・例えば、桜が咲いてきれいだったことに、お父さんにドライブに連れて行ってもらったことを思い出してうれしかった、とか、

節分で甘納豆を食べて美味しかった、お父さんは節分どうだったかな?とか、お父さんのことを日頃から想っていることが伝わるように書くのよ」

「そういうことか!」

母の(そういうこと)はあてにならないけれど、まぁ、いい。

 

「だけど、なぜそんなことを書かなきゃならないの?」

そこから説明がいるのか!

母にはやれやれです。

 

柚木沙弥郎さんの染め絵が素敵で、どこかにポストカードでも売ってないかな。

ひな祭りや鯉のぼりなどの絵柄があり、季節にあわせて飾りたくなりました。

 

 柚木沙弥郎「絵本の仕事」展 97歳のときの動画です。

 

柚木沙弥郎と仲間たち 

ランドセルブランド「+CEL(セル)」の柚木沙弥インタビュー 

ランドセルのかぶせ裏には、100歳の染色家・柚木沙弥郎さんの作品を使っています。

動画が記事になっています。

リンク 100歳の豊かさは、1日を感じることから。/ 柚木沙弥郎さんインタビュー<後編> |STORY |+CEL HOME STORE(公式)