iPS細胞でノーベル賞「山中伸弥」61歳、どうやって治療するの?ノーベル賞を受賞してぶっちゃけ儲かったの?パーキンソン用の治療へ
iPS細胞でノーベル賞を受賞した山中伸弥氏(61歳) の人生VTRを見ました。
父親が当時、治療法の無い難病にかかり「医者になれ」と言われたことから医者になります。
整形外科医になるも、20分で終わる手術に2時間かかる(とは言え、知り合いの手術だったそうで、それは緊張する!)など、向いてないかなぁ、と思ったときに父親がお亡くなりに。
医師なのに父親を助けられなかった。
そんな気持ちから研究者になり、父親のような難病の人を助ける研究に没頭します。
そして2012年、iPS細胞でノーベル賞を受賞。
山中伸弥氏は、はじめからiPS細胞を研究してたわけではなかったんですね。
なかなか苦労されてたのだなぁ。
iPS細胞でどうやって治療するの?
ノーベル賞を受賞してぶっちゃけ儲かったの?
そんな素朴な疑問にもわかりやすく山中伸弥氏がお答えになっていて、
面白い動画でした。
iPS細胞でパーキンソン用の治療へ
iPS細胞でパーキンソン用の治療に取り組んでいるそうです。
パーキンソン病は脳内の神経伝達物質が減少することで手足の震えや体の動きが不自由になります。
俳優のマイケルJフォックスが若い頃から発症し世界に衝撃を与えました。
現在の主な治療薬は投薬です。
iPS細胞で神経伝達物質を作り出し、それをパーキンソン病患者の脳に移植する研究を京都大学iPS細胞で行なっています。
神経回路をもう一度再構築しようという試みです。
臨床研究が今年中に終わり、来年に詳細が発表される予定とのこと。
もしも、iPS細胞で創薬ができればアルツハイマーの薬も、個人にあわせてオーダーメイドできるようになるとのこと。
それを「個別化医療」と言います。
認知症の薬ができれば、2025年に問題視されている高齢化社会もかなり変わるのでは無いでしょうか。
友人が癌で亡くなり、お葬式で香典は受け取りません、ということだったので、わずかですが当時、山中伸弥氏が所長しておられたiPSの研究に香典を寄付しました。
亡くなった友人は若く、iPS細胞で治療ができる時代であれば癌も治ったのかな。
ときどき友人を思い出します。