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気象庁でも当たり前のように使用。ノーベル物理学賞・真鍋淑郎氏(90歳)開発 「地球温暖化を予測する地球気候モデル」

 


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母からメールに、ノーベル物理学賞真鍋淑郎氏(90歳)について書かれていました。

 

ノーベル賞受賞者の人は90才ですので大半の人はまだチャンスがありますね。

無理ですけれど。

経歴が信じられないほど素晴らしくて文句はないですね。

 

 無理ですけれど、って。

大半の人はまだ年齢的にチャンスはあってもノーベル賞を受賞するのは無理、という意味だと思います。

 

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ノーベル物理学賞に真鍋淑郎氏の受賞した内容(理由)は、

 地球温暖化を予測する地球気候モデルの開発

どういう意味か、山中吾郎全球大気海洋研究部長のインタビューを読むとわかりやすいです。

 

 気象庁気象研究所地球温暖化の将来予測について研究している山中吾郎全球大気海洋研究部長は

「真鍋さんが1960年代に世界に先駆けて提唱した大気と海洋を結合した数値モデルは、今の気候変動の予測に欠かせないもので、季節予報やエルニーニョ現象の予測など、気象庁の日常業務の中でも当たり前のように使われています。

地球温暖化研究の世界で知らない人はいない伝説的な人なので、受賞はとてもうれしい」

参照リンク ノーベル物理学賞に真鍋淑郎氏 研究者「とんでもなくすごい」 | ノーベル賞2021 | NHKニュース

 

気象庁で使われている!

私たちの日常でよく耳にする

「今年はエルニーニョ現象で暑くなるでしょう」

と言った予報は真鍋淑郎氏のおかげだったのです。

なんと!

さっそく母にも「気象庁で使用されている」とお知らせしました。

 

1958年、アメリカ国立気象局(現:アメリカ海洋大気庁)に入り(!!)

えー!そんな前からアメリカに。

真鍋淑郎氏が提唱していたのは1960年代からと言われています。

当時は温暖化とはまだ無縁の時代だったと思いますが、アメリカ国立気象局なら周囲に理解のある人もいたと思われます。

当時、もし日本で発表しても「何を言ってるんだ」と相手にされなそう。

すごく未来を見越した開発だったと思います。

 

1975年にアメリカ合衆国国籍を取得。

アメリカで長年研究されてらっしゃいます。

 

気候や気象の研究は経験に基づく学問だと捉えられていると思うが、今回の真鍋先生の受賞によって物理学が基礎なんだと世の中に広く分かってもらえるきっかけになったのが、同じ分野の研究者として非常にうれしい 

参照リンク ノーベル物理学賞に真鍋淑郎氏 研究者「とんでもなくすごい」 | ノーベル賞2021 | NHKニュース

 

物理学から「地球温暖化を予測する地球気候モデル」が生まれたんですね。

「勉強が社会の何に役立つんだ!」という子供がいたら、教えてあげてください(≧▽≦)

 

母にしつこいほど、母より年上の高齢者が世の中で活躍していることを伝えてきました。

その甲斐あって、今回は母から先手を打たれてメールが来ました。

なかなか良い兆候だと思います。

 

こうして90歳の高齢者がノーベル賞を受賞してみると、長年の研究も長生きしなければ受賞できなかったわけで、長生きするのも悪くないと思わせるニュースだったと思います。

母に「ノーベル賞が受賞できるかもしれないから長生きしてね」と冗談を言ってみようか。

こうした時事ネタも会話に取り入れることで社会への関心を高め、認知症予防につながると思います。