母の施設に入所している家族からスイカの差し入れがありました。
畑でとれたスイカをお裾分けしてくれたのです。
「暑い年はスイカがよくできるから、それでくれたんじゃないかしら」と母。
3日続けてスイカがデザートに出てくるほど、たくさんくださったそうです。
スイカが好きな高齢者も多いので、美味しく水分補給できてよかったね。
食欲の無い高齢者もスイカなら好んで食べることもあります。
私もスイカが好きなのでうらやましい。
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母は「スイカなんて簡単に育つ」というような口ぶりだったけど、
母はスイカを育てたことはないはず。
私は近所の人がスイカに挑戦して、苦戦したのを見ていたので、
意外と難しいことを知っています。
「スイカ全滅」などの悲報動画がYoutubeにも溢れています。
スイカ初心者の1年目は、雨が多くスイカが小さいうちに腐って育ちませんでした。
「藁を敷く、マメに玉の位置を動かさなくてはいけなかったみたいだ」と反省してました。
今は藁の代わりになるシートが販売されています。
雨には支柱を立てて、透明なビニール屋根の雨除けを張るとスイカも炭疽病にかかりにくいです。
スイカ初心者の2年目は、今年は上手にできそうだ!というところで、カラスか猿に食べられてしまいました。
「スイカが玉になってきたら、防護ネットを張らなきゃいけなかった」と反省してました。
スイカにカゴをかぶせる人もいます。
スイカ初心者の3年目は、食べられるスイカができたが甘くできませんでした。
結局、スイカは買ったほうが安くて美味しいという結論になり、4年目以降はスイカを作ってなかったと思います。
スイカを甘くするには肥料もありますが、日光をよく当てるなどのコツが入ります。
その後、スイカ初心者の息子さんが畑を引き継ぎ、彼はスイカを上手に作ってました。
農業センスがあるのか、インターネットで学んだのか。
施設で阿部川風マカロニが出た日、スイカも出ました。
「今日のスイカは甘くなかった」
それは阿部川風マカロニが甘かったからでは?
母に返事しました。