遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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高齢者に「熱中症に注意」と言っても、何に注意すべきかわかってないように思う

 

先日は季節外れの暑さとなり、各地30度以上の真夏日になり、高齢者の熱中症のニュースが相次ぎました。

 

・富山で80代が自宅近くの畑で倒れているのを家族が発見。 

消防が駆けつけましたが、すでに意識がなく、その場で死亡が確認され 熱中症で死亡した可能性。

 

・親族と一緒に山菜採りをしていた70代が急に体調を崩し、その場で死亡が確認され死因は熱中症

 

・埼玉県で熱中症とみられる症状で8人搬送。

  8人のうち7人が65歳以上でした。

 

岐阜県80代の女性が午後自宅の裏庭で倒れているのを家族が見つけ、熱中症の疑いで病院に搬送され重症ですが意識はあるということです。

 80代の男性が路上で倒れているのを通りがかった人が見つけ、病院に搬送されましたが症状は軽いということです。

 

などなど。

 

母に伝えると驚いていました。

ラジオのニュースで流れていなかったのかな?

母に「部屋の置き時計に表示される温度や湿度を確認して、着る服を考えてね」と念を押しました。

高齢になると、暑い・寒いの感覚が鈍るのです。 

 

何度も伝えていますが、母が「ハッ」としたようでした。。。

さては、見てなかったな(^^;;

 

ある80代の人のブログを読んでいます。

しっかりした人、という印象ですが、先日の猛暑日に、

「熱っぽいなぁ」

と風邪を引いたと思われたようでしたが、長袖から半袖に着替えしたら治った、とありました。

熱中症になりかけてたのでは!?

この人でもそうなるのか、、、と驚きました。

 

高齢母とこの数年、会話しててわかったのは、高齢者に「熱中症に注意」と言ってもピンッとこない。

「気をつけてるよ」というわりに、暑い中、外出してたり。

後から聞いて「えー!」ってなることがあります。

 

・日中(特に午後)に外出、畑仕事しない

・飲み物をまめに飲む

・半袖になる

これくらい、具体的に行動して欲しいことを伝えないと、

注意を払うだけで、何もしない、ってことがあります。

親切な報道番組や、ラジオニュースではこうした具体例を伝えてくれますね。