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友人が死んで、
秘密が遺族に知られないよう家へ片付けに向かうものの、
その友人の母親と鉢合わせしてしまい、
映画『ひみつのなっちゃん。』 (2023年1月公開)
うわー、どうなるんだろう!
家族に隠し事をしてた友人を想い、
最後まで内緒にしようと奮闘する友人達が微笑ましい。
母親は松原智恵子と期待が高まる顔ぶれ!
吉永小百合・和泉雅子と合わせて「日活三人娘」と呼ばれた大女優さんです。
映画『ひみつのなっちゃん。』予告
松原智恵子さんは1945年生まれ。
母より年上だけど、今もお美しく、女優も現役でらっしゃって、とてもうれしい。
さっそく母に「映画の記事を見かけたら読んでみてね」とメール。
実は松原智恵子さん、50年連れ添った夫の黒木純一郎氏が2022年2月16日にお亡くなりになっています。
婦人公論でのインタビューでも話されています。
今年2月、夫が外出先で倒れて病院に救急搬送され、1週間後に亡くなりました。
80歳でしたが、直前まで記者として仕事をしていましたし、何の兆候もなく本当に突然の出来事でした。
私は運ばれた病院にすぐに向かうことができず、息子が駆けつけて。
そのときはまだ少し会話ができたので、息子にいろいろな指示をして、尊厳死についても伝えたそうです。
その後、眠りについたまま、目を覚ますことはありませんでした。
映画の中では、これまで何度も夫を看取ってきました。
『ゆずの葉ゆれて』では寝たきりになった夫を献身的に介護して見送り、『長いお別れ』では認知症の夫を10年支えて最期を看取り……。
ちなみに、アメリカでは認知症のことを、少しずつ記憶をなくしゆっくり遠ざかっていく様子から、「ロング・グッドバイ」と呼ぶのだそうです。
私の場合は、長いお別れをすることもないまま、まさに突然のサヨナラ。
介護には大変さや苦労がつきものであることは知っています。
本人がこのお別れをどう思ったのかも、今となっては知りえません。
それでも残された私は、何もさせてもらえないまま夫が旅立ってしまったことに、寂しさを感じるのです。
参照記事 (2ページ目)松原智恵子「50年連れ添った夫との突然の別れから半年、何もさせてもらえなかった寂しさを抱えて」 14年前「最期」を考え夫婦で日本尊厳死協会に入った|芸能|婦人公論.jp
あっという間に亡くなられていたんですね。
残される人は寂しいけれど、長く患わずに逝かれたのはそれはそれで、ジャーナリストとして現役で活躍してらした人らしい気もしましたし、「生涯現役でいたい」という松原智恵子さんの人生を邪魔せずご本人も満足されてるようにも思います。
私は常々「その人らしい亡くなり方」と感じさせる逝き方がいちばん素晴らしいと思います。