遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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「ここが京都先斗町か」高齢な父が憧れた、お座敷小唄

 

母の施設では、朝食後に歌をうたう日があります。

自由参加、参加費無料。

いつも順番に入所者さんがリクエストした歌をうたいます。

今回は「お座敷小唄

めずらしい選択。

 

聞いたことがある気がするけれど、どんな歌だったか。

Youtubeで動画を見てみる。

お座敷小唄(昭和39年)

 

富士の高嶺に降る雪も

京都先斗町に降る雪も

雪に変わりはないじゃなし 

溶けて流れりゃみな同じ

 

あ!これは父が「京都先斗町」はどんな所か見てみたくなったきっかけの歌じゃないだろうか

( *´艸`)

父と京都へ訪れたとき、「ここが京都先斗町か」とうれしそうでした。

 

それにしても、お座敷小唄を午前中の老人施設で歌うって、なんだかシュール。

艶っぽい。

でもたまにはこういう艶っぽい歌もうたわないとね。

 

ムード歌謡の女王と称された松尾和子さん。57歳でお亡くなりとは。

 

和田弘とマヒナスターズ 

 

好きで好きで 大好きで 死ぬ程好きな お方でも

妻と言う字にゃ 勝てやせぬ 泣いて別れた 河原町

 

ぼくがしばらく 来ないとて 短気おこして やけ酒を

飲んで身体を こわすなよ お前一人の 身ではない

 

一目見てから 好きになり ほどのよいのに ほだされて

呼んで呼ばれて いる内に 忘れられない 人となり 

 

どうかしたかと 肩に手を どうもしないと うつむいて

目にはいっぱい 泪ため 貴方しばらく 来ないから

 

 唄はさのさか どどいつか 唄の文句じゃ ないけれど

お金も着物も いらないわ 貴方一人が 欲しいのよ 

 

この歌はデュエットですが、交互に歌うようなメンバーはいません。

参加者は女性で、男性はご飯を食べたらさっさと部屋へ戻ってしまうからです。