遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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施設での認知症の人のいろいろな行動


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母から施設の様子をメールでもらいます。

 

先日は、食事が来るのをを待っている間に、Tさんが当たり前のようにSさんのコップのお茶を自分のコップに注いで飲んだそう。

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ヘルパーさんに言えばお茶を持ってきてもらえるんですけどね。

Tさんは認知症で、(お茶をちょっとわけてもらおう)と思って自分のコップに注いだだけだと思うのですが、Sさんは自分が飲んで無いのにお茶が少なくなって不思議だったみたいです。

傍から聞く分には、まるで志村けんさんのコントのよう!

 

入所してそろそろ1ケ月になるFさん。

Fさんは自分の部屋や共有のトイレにお花を飾るそう。

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あら、感心。

きっと昔にお花をしてらしたのね。

「すごくこまめに水を替えてるのよ。

 外へ行って花をとってきて活けてるの」

「え!?認知症なのに外出できるの?」

私は驚いて聞きました。

「Fさんは認知症と言っても身の回りのことはできるから、外出も大丈夫なんじゃない?詳しくは知らないけど」

施設の敷地内の花を取ってるのだと思います。

Fさんは認知症ですが、自分のこともできるし、普通に会話もできる軽症で、知らなければ元気なおばあさんに見えます。

母はときどき「どうして施設に入所してきたのかしら」と感じることがあるようです。

私の田舎では、できるだけ自宅で家族が世話をする傾向がありますから、何か家族の手に負えないことが生じたのだと思います。

 

トイレで誰かが予備のトイレットペーパーをおろして使っているようです。

そんなことをするのが不思議、と母。

トイレットペーパーホルダーにトイレットペーパーは入っているのですが、トイレットペーパーホルダーの上に、使われた形跡のある予備のトイレットペーパーが置かれているそう。

「トイレットペーパーが切れそうなときそれをホルダーにハメるからいいんだけど」

 

 

母から認知症の人のいろいろな行動を教えてもらって、

私も「へー」と思うこの頃です。

このところ新規の入所者さんは認知症の人が続いているようです。