思わず「え!」と声をあげてしまった介護事業者の倒産 過去最多ペースのニュース。
ことし1月から9月までの介護事業者の倒産は100件と去年の同じ時期の倍近くに上り、過去最多のペースとなっています。
調査を始めた2000年以降、9月までに倒産が100件に達したのは初めてで、その後10月も倒産した事業者は相次ぎ、年間118件に上った2020年を上回るペースだということです。
内訳は、
▽デイサービスなどの「通所・短期入所」が45件と最も多く、
▽「訪問介護」が36件、
▽「有料老人ホーム」が10件
と いずれも前の年の同じ時期よりも増えています。
倒産の要因としては、
▼ヘルパーなどの人材不足や
▼感染が拡大した時期の介護サービスの利用控えによる減収、
▼コロナ関連の国や自治体などからの事業者への支援が減ったことに加え
▼食材などの物価や光熱費、燃料費の高騰
などが考えられるとしています。
でも、よくよく考えたらコロナ以前から、デイサービスや訪問介護、有料老人ホームの倒産は耳にすることがありました。
根本的な原因がもともとあって、倒産がはやまったというケースもあると考えます。
なのであまり不安は持たないようにしようと思いますが、親が利用しているサービス先が大丈夫かは少し気をつけておくと良いと思います。