外出先で具合の悪くなった高齢者
電車を待っていたら、どうも様子がおかしい。
放送によると、乗客の対応にあたっているとのこと。
そしたら、駅員さんふたりがかりに支えられておじいさんが引きずられるようにして歩いてきて、目の前のベンチに座らせました。
その後を奥さんがついてこられました。
「もう大丈夫です」
おじいさんはおっしゃるけど、大丈夫じゃない。
迷惑をかけたくないから、そうおっしゃっているんでしょう。
意識はハッキリしているけど、肩で息をしていて苦しそう。
考えられるのは、心臓?
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温度差が大きな場所では、血圧が急激に上下します。
心臓や血管に一時的に大きな負担がかかり、心筋梗塞などの引き金となります。
この日は寒かったので、外から建物への出入りで温度差があったのかもしれません。
体内の水分が不足すると、血液がドロドロになりやすく、心臓発作を起こしやすくなります。
暖房の効いた室内でコートを着て歩き回って汗を掻き、水分不足になっていたかも。
奥さんはデパートの袋をたくさん下げてましたから、あちこちお買い物されたようでした。
奥さんが駅員さんに「子供が駅の外まで迎えに来ている」と言うけれど、そのまま帰せない感じ。
その後、電車に乗ったからどうなったかはわからないけれど、駅員さんがしかるべき対処をしてくださったと思います。
高齢者に限らず、具合が悪くなることは誰にでもあることで、私も気をつけなきゃなと思います。
もしも具合が悪くなりそうであれば、早めに駅員さんに、
「具合が悪いので休ませてください」
とお願いするのが良いです。
大きな駅であれば休めるスペースに案内して頂けます。
母にも言っておこう。
母は無理をして帰宅しようとすると思います。
無理して、人気の少ない所で倒れたら発見が遅れますし、アスファルトで強打して前歯を失った人を知ってますから、倒れる前に休憩するのがいちばんです。
と言いつつ、私も母に似ているので、うっかり自分でどうにかしようと思わないようにしたいと思います。