母が面白かったお話・新美南吉『木の祭り』高齢者の音読
母がラジオで新美南吉『木の祭り』を聞いたようです。
ホタルとちょうのやりとりが面白いと話してくれました。
調べたら青空文庫(無料)にありました。
読んでみて、ホタルとちょうが仲良くするところが気に入ったのではないかと思います。
新美南吉と言えば『ごんぎつね』が有名です。
「ごんぎつねは可哀想だから嫌い!」と母は言います。
いいお話だとは思いますが、切ないお話です。
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新美南吉で他に母が気に入りそうな良いお話が無いかなと探してみました。
蟹が床屋をはじめる話があったので、音読用にプリントアウトしました。
「面白かったけど、どうしてたぬきなのかしら?」
気になるところソコ!?
母が興味を持つポイントにはいつも驚かされます。
海と関係の無い動物が出てきたから気になったのでしょうか。
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新美南吉は1913年(大正2年)生まれ、愛知県知多郡出身です。
故郷には新美南吉記念館があります。
なかなか大変な幼少期を過ごされたようで、それが作品に反映しているのかなと思いました。
『おじいさんのランプ』では、半田の地名がでてきます。
潮湯治(海水浴)と書いてあって時代を感じました。