Appleから『AirTag』が4月30日に発売されました。
AirTagは「探す」アプリを使って地図で位置情報を確認できます。
アプリを使用するのでiPhoneなどのスマートフォンも必要になります。
AirTagは家族が家を出発したり、 到着するのがわかります。
AirTagで位置情報を共有すると、
高齢な親、配偶者が出かけたとき、帰宅したとき、通知を受け取ることができます。
共有を許可するかどうかは相手が選べ、使用者のプライバシーを尊重できます。
親が認知症で徘徊、行方不明対策の場合でも、事前に説明をしてから利用するのが好ましいと思います。
AirTagはバッグや鍵などにつけて「どこに置いたっけ!?」というときに、音で場所を知らせる機能も使えます。
4個セットは割安でおすすめです。
AirTag専用のキーリングが販売されています。
こうしたカバーでベルトやバッグにつけることができます。
去年の夏に、軽度の認知症で近くのスポーツジムに通われていた高齢者が、行方不明になり、そのままお亡くなりになったことがありました。
まったく存じ上げない方ですが、人目の多い街中だっただけにショックを受けました。
AirTagがあれば、位置情報を確認してすぐに家族が迎えに行くこともできたのかな、と思いました。
軽度の認知症は会話も成立しますし、行動におかしなところも感じず、近所くらいなら大丈夫と思っていても、ある日、認知症の具合が変わることがあり、急に自分がどこにいるのかわからなくなることがあります。
認知症対策になればと思い紹介しました。
ただし、アップル幹部は「AirTagはヒトやペットではなく、アイテムを追跡するために設計されている」としています。
安全に追跡したい場合は、Apple Watchのファミリーセットアップの使用が推奨されています。
関連リンク iCloud - 探す - Apple(日本)