Eufy (ユーフィ)から『SmartTrack Link』紛失防止トラッカーが新発売されます。
SmartTrack LinkはAppleのAirTagのようなものですが、価格がリーズナブルです。
穴が空いているので、そのままキーチェーンやバッグ等に取り付けしやすいです。
重さも約10gと軽量。
Eufy Securityアプリに加え、Appleの「探す」にも対応しており、アプリを使って地図で位置情報を確認できます。
アプリを使用するのでApple端末や、Android端末が必要です。
あくまでも紛失防止トラッカーですが、高齢者の徘徊や認知症の方の対策にも使えそう。
ベルトなどにつけておけば、万が一、行方不明になったときに位置情報を確認できます。
お守りに入れて持たせている話も聞いたことがあります。
複数購入して、リモコンなどよく置き場所がわからなくなるモノに取り付けるのも便利です。
最大1年のバッテリー寿命。
電池交換が可能で、市販のボタン型電池CR2032に対応しています。
2022年6月のニュースで『認知症やその疑いでの行方不明者 過去最多1万7600人』とあります。
ほとんどは去年のうちに所在が確認されるなどしました、とありますが生きて発見された方ばかりでは無いと思います。
届け出があった人のほとんどは去年のうちに所在が確認されるなどしましたが、236人は行方が分からないままでした。
また、過去に届け出があり去年、死亡が確認された人は450人に上っていて、はいかいしていて交通事故に遭ったり山の中で見つかったりしたケースもあるということです。
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また別の記事では、行方不明者の約3割は、認知症と診断されていない
元気なうちから紛失防止トラッカーをつけてもらうのは難しいかもしれないけれど、自転車によく乗っている人なら、盗難防止ということで自転車につけておくなど、工夫してつけておくと良いかもしれません。
認知症と診断されていない時期に行方不明になった人が3割もいるというのは、私たちにとっても驚きでした。 要介護1の人も合わせると約57%。
行方不明になるのは、認知症の初期の人が多いことがわかります。
確かにそのくらいの人はまだ足腰も丈夫なので、自分から外に出ることもでき、長い距離を歩ける体力もあるのでしょう。
行方不明者が見つかった例では、警察犬の活躍がありました。
防府で行方不明の80代男性を発見 嘱託警察犬に感謝状
感謝状が贈られたのは山口県警察本部の嘱託警察犬で1歳10か月のオスのベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノアという犬種の「トミー号」と指導員の河村憲幸さんです。
26日、防府警察署の藤村亨署長から感謝状と副賞のビーフジャーキーが贈られました。
警察によりますと、今月4日、防府市で80代の男性の行方がわからなくなり、「トミー号」が出動して男性のタオルの匂いを頼りに探し、10分ほどでおよそ150メートル離れたトンネルでふらつきながら歩いているのを見つけました。
その日は残暑が厳しく、長時間、外にいれば命の危険もあったということです。
嘱託警察犬は一般家庭で飼育されている犬で、道府県警の審査合格後、各警察からの依頼で行方不明者の捜索などに当たります。
警視庁の元警察官で徳島市の主婦綱島久美子さん(60)は今年、35年ぶりに「現場」に戻った。
現役時代の経験を生かし、嘱託警察犬の愛犬「ヴァラー」と行方不明者の捜索活動に従事するようになったためだ。
採用から半年後の今年7月、自宅から失踪した90代女性の捜索依頼を受けた。
気温30度を超す真夏日。発見が遅れれば命の危険もあった。
一刻を争う中、枕カバーの匂いを頼りにしたヴァラーがしきりに用水路を気にしていたことから、同行していた県警の警察官に上流の山中捜索を提案。
暗くぬかるんだ道を進み、出動から約40分後、自宅から300~400メートル先の山道から外れた崖下の草むらで倒れていた女性を無事に保護した。
「35年以上前の経験が生きた」。
綱島さんは「捜索の際、警視庁時代を思い出した」と振り返った。
数日かけて埼玉県から都内まで歩いた高齢男性を保護したことがあり、高齢者が疲れを忘れて予想外の行動を起こすことを知っていたという。
埼玉県から都内まで徒歩で数日かけて歩く。。。
行方不明者が県を跨いでいたら発見できない可能性は高くなるのでは。
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