遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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「エアコンの電気代が負担」という高齢者を支援(熱中症対策)

 「エアコンの電気代が負担」という高齢者を支援(熱中症対策)

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先日、熱中症で亡くなった高齢夫婦のニュースを聞きました。

家にはエアコンがありませんでした。

前日、息子さんが簡単に設置できるエアコンを持って行こうか?と聞いたそうですが、断ったのだそうです。

高齢者になると温度に鈍感になることがあり、ご本人たちは周囲と同じように暑いと感じてなかった可能性があります。

 

東京都・狛江市では「エアコンの電気代が負担」という高齢者を支援しています。

対象はいずれも自宅にエアコンを1台も設置していない、高齢者だけで暮らす世帯や生活保護を受けている世帯などでエアコンの購入や設置にかかった費用を5万円を上限に助成します。

狛江市によりますと、今月15日までに70世帯から申請があり、エアコンを設置していない理由については「電気代の負担が重いと感じる」とか「エアコンが嫌い」などという声が聞かれたということです。

また、扇風機を使ったりエアコンのきいた自宅近くの公共施設に通ったりして暑さをしのいでいた人が多かったということです。 

参考 「エアコンの電気代が負担」という高齢者を支援 東京 狛江 | 熱中症 | NHKニュース

 


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自治体でこのような取り組みがあると、両親を説得しやすいですね。

しかし、高齢な両親にはときには上手に嘘をついて、無理にでもエアコンを設置する工夫が必要だと思います。

ことわざに嘘も方便(ものごとがスムーズに運ぶためには、嘘が必要なこともある)という言葉があります。

 

 例えば、

「抽選でエアコンが当選したけど、家には必要無いから、そっちに設置させてよ」

と電話を掛けて、とりあえず「いいよ」という返事をもらう。

強引な嘘でもいいと思うんです。

命にかかわることですし。

認知症であれば「役所から補助金が出るからエアコンをつける」で大丈夫じゃないでしょうか。

元気な高齢者に「役所から補助金が出るからエアコンをつける」と伝えると、周囲に薦めてしまう可能性がありますのでトラブルの原因になるかもしれません。

 

次に課題なのがエアコンのスイッチををつけさせることですが、 犬や猫を飼われている高齢者は、ペットが夏バテしないようにエアコンをつけるそうです(*^^*)

でもペットを飼われていない高齢者も多いですよね。

外出先から家電を操作できるスマートリモコンがあります。

高齢な両親に代わって、子供が操作してはどうでしょう。

室温を確認するだけでも安心できると思います。

 

 スマートリモコン『 Nature Remo mini』

時間帯による自動化も可能なので、両親の家に訪問できる人は季節ごとにマメに設定しに行くといいと思います。

 

私の両親は施設に入所しているので熱中症の心配はしていません。

しかし、エアコンの効いた施設でも今年の猛暑は高齢者の身体に堪えるらしく、体調不良を起こす入所者さんが多くみえます。

体調を崩してそのままお亡くなりになった方もいらっしゃいます。

先日はほぼ同時に2名お亡くなりになりました。

管理が行き届いた施設でもこんな感じですので、持病のある高齢者などの身体への負担は大きいと思います。

 

そろそろ8月も終わります。

9月なって、秋らしい気配になるといいですね。