遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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人生の“最期”を「どう過ごしたいか」伝えていますか?「療養病床」介護医療院とは?

人生の“最期”を「どう過ごしたいか」伝えていますか?「療養病床」介護医療院とは?

人生の“最期”を「どう過ごしたいか」伝えていますか?

 

ドキッとする見出し。

ある病院の療養病床に密着したディレクター 小田翔子さんの記事です。

 

Mさん89歳は「自宅に戻りたい」という強い意向を持っていました。

取材した病院では、可能なかぎり、自宅や施設などの希望する場所に患者を帰す取り組みをされていて、Mさんは自宅に帰ることができました。

 

私は両親から「延命はほどほどにして」というリクエストを受けています。

手術はしたくないと言っています。

昔の人は体にメスを入れることを嫌いますが、まさにそんな感じ。

いまは内視鏡手術がありますから、手術によっては両親の想像するようなズバッとお腹や胸を切ることはないのだけど、それもダメなのだろうか。

 

記事参照リンク

人生の“最期”を「どう過ごしたいか」伝えていますか? | NHK | WEB特集 | 医療・健康

 


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療養病床とは?

 

療養病床とは、長期的に医療ケアが必要な要介護者のための病床です。

1999年(平成 12 年)に療養病床は創設されました。

 

療養病床にどんな人が入院するの?

 

療養病床でお世話になる患者の具体例を記事から引用すると、

医師が家族の状況などから在宅での介護は難しく、病院で医療的ケアを続けていくと判断した患者さん。

 

認知症が進み、肺炎により食べ物が飲み込めない状態の高齢者

・慢性的な心臓の病気が悪化し歩くのも難しい状態の高齢者

・呼吸器の疾患と難病による足のまひがある高齢者

 

全国の療養病床には、約24万人が入院していると記事にありました。

記事では触れられていませんでしたが、介護療養型と医療療養型と2種類あります。

介護療養型(介護保険)と医療療養型(医療保険)が適用されます。

 

厚生労働省介護療養型医療施設の2024年3月末での廃止を決定しています。

代わりに2018年に創設した介護医療院が引き継ぎます。

記事では介護医療院の話をされていると思いました。

 

介護医療院とは?

 

介護医療院は、要介護高齢者の長期療養・生活のための施設です。

介護医療院は、生活施設としての機能を併せ持っていることが特徴です。

要介護者であって、主として長期にわたり療養が必要である者に対し、施設サービス計画に基づいて、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護および機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことを目的とする施設です。 

「日常的な医学管理」や 「看取りやターミナルケア」 等の医療機能もあります。 

 

参照リンク 介護医療院とは | 介護医療院公式サイト

 

看取りはこの数年で大きく変化してきていると、母の施設でも感じます。

母の施設には看護師さんは駐在してませんし、以前は「病院で」という感じだったのですが、いまは施設でも看取りをさせてもらえます。

すぐ近くに医院がオープンし、そのお医者さんが施設のかかりつけ医になったみたいで、そうした理由もあるようです。

いつだったか、施設の利用料に、看取り時にかかる費用が表に追加されていました。