遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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読解ドリル『小学 基本トレーニング読解力5級:30日で完成 反復式+進級』で国語力アップ

高齢母から「読解ドリルが終わった」

今度は『小学 基本トレーニング読解力5級:30日で完成 反復式+進級』を送ってみました。

小学五年生レベルで、評判の良いドリルです。

感想レビューに問題文の中に元宇宙飛行士の野口さんの著書からの出題があったというのも興味深いです。 

 

このドリルは見開き2ページの読解問題を、1日1単元ずつ学習すれば30日間でマスターできます。

最終的に「中学入試レベル」1級まであります。

12級(一年生)からあるので、勉強が久しぶりの高齢者もはじめやすいと思います。


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母が「挑戦したい」と言ってくれるなら進級してもらっても良いと思っています。

しかし、これまでの様子からすると、母には小学五年生レベルが限界かも。

嫌にならずにこなしてくれるギリギリだと思います。

小学4年生レベルは簡単に解けるので、ご機嫌で解いてくれる感じです。

またドリルを解いたら感想を聞いてみようと思います。

 

母からのメールに病院に行く道すがら

 途中でスイッチョ、スイッチョと鳴いていました。

とありました。

うまおい(スイッチョ)が鳴いていたようです。

 

以前は、病院(目的地)に行くので精一杯で、虫の声も耳に入ってきませんでした。

今は秋を感じられるようになったようです。

夕暮れもはやくなった、とメールがありました。

 

健康なときは当たり前に感じることも、高齢になると意識しないと感じないこともあります。

母には施設に入所してから「季節を感じてください」とお願いしましたが、当時はもう、それがどういうことかわからない始末。

感覚の末期です。

はじめは窓の外の風景を電話越しに中継してもらい、

秋になったら「紅葉してきてる?」などと質問して、季節を感じる努力をしてもらったものです。

 

読解ドリルで文章を読む甲斐もあって、メールの内容に風情が感じられるようになりました。