遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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認知症の高齢男性に腎臓がんの手術を勧めない理由『グッド・ドクター 名医の条件 シーズン3』(感想レビュー)

認知症の高齢男性が腎臓がんの手術を勧めない理由

『グッド・ドクター 名医の条件 シーズン3』(感想レビュー)

海外ドラマ『グッド・ドクター 名医の条件 シーズン3』を見はじめました。

第1話、高齢男性・ハーヴィー(70代・認知症には腎結石の疑いがあります。

MRIで検査中「すみません、僕はなぜここに?」

認知症でどこに自分がいるかわからないのです。

 

 

診断は

「癌でした。

恐らく初期の段階で、手術できますし、免疫療法と放射線両方で治りますよ」

ハーヴィーは診断結果を聞き動揺しますが治る見込みがあると知り安堵します。

 

再び医師がやってきて「生検で腎細胞ガンと確定しました」と伝えに来ると、

ハーヴィーはまた動揺し

「癌?僕は癌なのか?」「なんで言わない!?」

医師は「先ほど説明しましたよ」

医師はハーヴィーの奥さんと話し合います。

 


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「手術をしなければ、ご主人の寿命はあと2年から5年。

最期まで痛みは最小限に抑えることが可能です。

しかし治療には苦痛がつきものです。

手術は簡単ですが、大変なのは手術が終わってからです。」

 

奥さんは治療を望みますが、

医師はハーヴィーの精神が健康とは言えないこと、

奥さんの負担が大きいことから手術はすすめないと言います。

「夫を見殺しになんてできない!なんて医者なの!」

奥さんは憤慨してしまいます。

 

医師は奥さんへの伝え方が悪かったと反省します。

医師が言いたかったのは、

自分の状況が理解できずに、毎日苦しい思いをするのはつらい

ということ。

 

「吐いても、体中の毛が抜けても、その意味がわからない。

毎日、自分が癌だと知るたびに、ショックを受けるんです。

来る日も、来る日も。」

 

認知症の患者が癌の治療を受けるのが難しいことがわかりました。

しかし治る見込みのある癌です。

奥さんは下した決断は。。。

 

私の両親は認知症ではありませんが、万が一のときに参考にしたいエピソードだと思いました。

グッド・ドクター 名医の条件 シーズン3』は、医師がどう考え患者にその治療を勧めているかを客観的に見ることができて、とても興味深いドラマです。