遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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楽しみを見つけた高齢妻、亡き夫のお仏壇に「まだまだそっちへ逝けない」、映画『メタモルフォーゼの縁側』

 

映画『メタモルフォーゼの縁側』がAmazonPrimeVideo見放題の配信を開始しました。

 

2年前に夫を亡くし、習字教室を営む75歳の市野井雪(宮本信子)と、

17歳の女子高生・佐山 うらら(芦田愛菜)との出会いを描いた映画です。

市野井雪は楽しみを見つけ、亡き夫のお仏壇に向かって

「まだまだそっちへ逝けない」

と謝るのが印象的でした。

 

原作は鶴谷香央理の漫画。

・2019年、第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で新人賞受賞

・2019年宝島社『このマンガがすごい!』オンナ編1位受賞

 

女優・宮本信子は1945年生まれ(78歳)

映画を撮った頃、市野井雪と同じくらいの歳(75歳)だったと思いますが、

この歳で主役の演技ができるってすごいなぁ。

 

市野井雪は母と同じ世代です。

田舎ではイベントやコンサートに出かけるのって、ハードルが高く、市野井雪みたいに思いついたらすぐ楽しむのは無理な環境です。

サイン会のある本屋さんにいくなら、電車で半日はかかる感じだし、電車の本数も少ないから笑っちゃうくらい大変です。

母は高齢者施設に入所して環境はマシになったけれど、スーパー、本屋、洋服屋さんが近くなったくらいでしょうか。

サイン会の開催されるような本屋は無いですね。

都会の高齢者のお話だなぁと思って映画を見ました。