遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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高齢母がピアノえほんを弾いてくれました(高齢者の暇つぶし)

 

先日、母に断られたヤマハのピアノえほんを弾いてもらうこと

「今は歌いながら弾くことができる」

とメールにあったので、再び「聞かせてよ」と言ったら、

「まだそんなに弾けないわよ」

頑なに弾かない。

 

 

メールではあんなに弾けるようなことが書いてあるのに、なぜだ。

「後で聞いてもどれくらい上達したかわからないから、さわりだけでも聞かせてよ」

粘ってみるが頑なに弾かない。

 

「どんな音がするか知らないから聞かせてよ」

「あら、聞いたことないの?」

ならば聞かせてやろうと思ったみたいで、母はピアノえほんをとうとう用意した。

「伴奏付きが良い?」

「お母さんが弾きやすいようにしてくれたらいいよ」

 

「きらきぼしで良い?」

「お母さんが弾けるやつでいいよ」

 

そんなやりとりをして、いざ演奏、

「きーらーきーらーひーかーるー」

歌うんかーい!

演奏しながら歌い出したのです。

 

1曲目を歌って、

「あらー、上手に弾けるじゃないの。

 なぜ弾いてくれた無かったのかわからないレベル」

褒める私。

実際、上手く弾けてました。

 

「そう・・・? でもまだまだなのよ」

母は以前の自分と比べて下手なので人に聞かせたくなかったのだろうと思いました。

 

 

「ヘルパーさんの子供があんぱんまんのピアノを持ってて、いい音がしたわ!」

自分がピアノえほんを持っているので、目に留まったようです。

絵本タイプではなく、楽器のオモチャだったみたい。

母のピアノえほんを探してたとき、レビューに「あんぱんまんと悩んで」という言葉を多々目にしたので、今でも子供に人気なことが伺えました。

そして、あんぱんまん系はちょっぴりお高いらしい。

親かじーじかばーばが奮発して買ったんだろうな。

 

 

「もっとちゃんとした鍵盤が良ければ用意しても良いよ?」

母に言うと、

「ううん、これで充分」

ピアノえほんは音がオモチャよりも小さめで部屋で弾きやすいそうです。