遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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高齢母はピアノを弾いてくれない

 

母からのメールにヤマハのピアノえほんを伴奏付きで弾けるようなことが書いてあったので、電話して、

「聞かせてよ」

と言ったら、

 

 

「まだ送られてきて日も経ってないのに、弾けないわよ」

 

あらー?

伴奏に合わせるのが難しいだけで、弾けていると言う。

なら軽く聞かせてよ、と言っても頑なに弾かない。

なんなのー?

 

話題を変えて、コロナ対策の地域復興券が届いたか確認すると

「届いた」

聞けば教えてくれるが、自発的に教えてくれないのは変わらない。

やはり母のこういう態度にイライラする。

しばらく電話しないようにしよう。

距離をとったほうが良いときもあると思う。

 

先日、夜中に走ってきた認知症の入所者さん。

自分の部屋に帰れなくなる認知症らしい。

想像するに、部屋に戻れなくなったところに母を見つけて、助けを求めに走ってきたのではないか。

その日以降、紙に案内「Aさんのお部屋は⇨」が掲示されている。

けれども近くに人がいれば「どこですか?」と質問して読まない。

というか、掲示に気がつかないっぽい。

ふー、大変だ。

 


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夜中にごろんごろん。

音がして目が覚めた母。

朝になって、廊下に消火器が転がっていた。

直しておこうとしたけれど、重くて動かせなかったらしい。

多分、Aさんの仕業。

 

「先日の夏祭りでかき氷は何味を食べたの?」

母に質問してみる。

「胃の調子が悪かったから食べなかった」

え!?

調子が悪かったとは知りませんでした。

肺炎の予防接種をした影響?

 

翌日「今日はかき揚げを食べました」とメールがきました。

油っぽいものが食べられているなら、もう全快しているようです。