高齢母に短編『気の毒な奥様』岡本かの子を読んでもらいました。
ブラックユーモアで内容的に娘から母に読ませるのはどうかと思ったんですが、面白かったようです。
無料で読めます。
当時、裕福な男性はこうしたことがステイタスな部分もあって黙認する奥様も多かったと聞きますが、それを少女達が思いもかけぬカタチで知ってしまう。
なんとも言えない感覚の残る作品だと思いました。
高齢母の感情を動かすにはちょうどいいかなと思って送りました。
高齢になると、感情が鈍感になる傾向があると聞きます。
男性が読むとまた違う感想をお持ちになるかもしれないですね。
スポンサーリンク
気の毒な奥様の初出は1935年(昭和10年)です。
かなり斬新な作品だったのではないでしょうか。