川釣りに必須!?洪水災害の危険をスマホに通知するサービス・気象庁「キキクル」
先日、車で通りかかった男性から「川で身動きできない人がいる」と消防に通報があり、釣りをしていた男性が濁流に流されてしまうニュースがありました。
岐阜地方気象台によると、郡上市八幡地区は12日朝、強い雨が降っており、県によると、現場近くの長良川の水位は午前7時に42センチだったが、事故があった同8時台には1メートルまで上昇していました。
消防などの到着時、上流に降った雨の影響で、川の水位は大人の腰から胸の辺りまで上がっていたということです。
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1時間で2倍にも水かさが増していますから、男性はあっという間に身動きできなくなったのではないでしょうか。
先日も、兵庫県加東市の加古川で上流の大雨の影響で増水した川の中州に男女7人が取り残され、ヘリで救助される大事に!
現場付近では大雨は降っていなかったものの上流の雨の影響で一気に水量が増えたとみられるということです。
参照ニュース 【速報】増水した川の中州に男女7人一時取り残される 兵庫・加東市 (テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
現場で雨が降っていないため、増水の危機感が持てないことがあります。
川釣りなどに行く人はキキクルで上流の安全確認をしてはどうでしょうか。
気象庁は、大雨による災害発生の危険度の高まりを地図上で確認できる「危険度分布」に「キキクル」と愛称をつけました。
キキクルは、雨による災害の危険度を5段階で色分けして地図上にリアルタイム表示します。
土砂災害や洪水災害からの自主避難の判断に役立てるためです。
危険な場所からの避難が必要とされる警戒レベル4に相当する「危険」(紫)などへの危険度の高まりをプッシュ型で通知するサービスがはじまっています。
この通知サービスでは、ユーザーが登録した地域の危険度が上昇したとき等に、メールやスマホアプリでプッシュでお知らせします。
自主的な避難の判断に活用するだけでなく、離れた場所に暮らしている家族に避難を呼びかけることにも活用できます。
関連リンク 気象庁|あなたの街の防災情報
「キキクル」のわかりやすい「佐賀気象庁」の動画を紹介します。
スマホの操作画面なども紹介されてて、子供向け動画にもかかわらず、いちばん実践的に理解しやすいと思います。
「さっきからキキクル、キキクル言うけどなんなの!?」
とキャラクターがプチ切れする(笑)、1分22秒からがおすすめです。