緑化助成金をご存知でしょうか?
緑化助成金とは、一定の条件を満たすことにより国などの公的機関から、工事にかかる費用の一部を助 成してもらえる制度です。
地域により助成金の上限は異なります。
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各自治体によって「生垣緑化助成金」「屋上緑化助成金」「壁面緑化助成金」「民有地緑化助成金」など、様々なものがあります。
緑化助成金の目的も様々で、
・景観を良くして地域の環境を整えるため、
・ヒートアイランド現象の軽減など を目的とした緑化を助成するため、
・コンクリートブロック塀が地震災害時などに崩れると危険なのでコンクリートブロック塀を生垣に作り替えることを助成するため、
などが挙げられます。
平成30年6月18日に発生した大阪府北部を震源とする地震による塀の倒壊被害を受け、国土交通省では塀の安全対策に取り組んでいます。
また生垣緑化助成金とは別に、自治体によっては、雨水浸透マス、雨水貯留タンクなどへの補助金もあります。
雨水で水やりができると経済的ですから一緒に設置できるといいですね。
雨水貯留タンクは非常時の生活水として利用できることから、防災の備えにもなります。
私もあったら便利だろうなと検討したのですが、置くところが悲しいかなありません。
今どきの雨水貯留タンクは、雨どいから直接水をためるため、キレイな水がたまるようになっています。
タンクが満水になると雨水は溢れることなく雨ドイ下方に排水される仕組みなので安心です。
リーズナブルで買いやすい雨水貯留タンクから、
庭に合わせてお洒落な英国の雨水貯留タンクもあります。
樽風の雨水貯留タンクもあります。
また雨水貯留タンクは、各家庭に1台あることで、川に雨水が排水される量を減らせるので洪水対策にもつながると言われています。
ただし、豪雨の前にタンクを空にしておくなど、住人の協力が必要です。
仮に雨水貯留タンク200Lを1万世帯が設置したと計算してみます。
雨水貯留タンク200L×1万世帯=2,000,000L=2,000万m³
合ってますかね?(;^ω^)
今年の3月に完成した、群馬県・八ツ場ダムの有効容量は9,000万m³で、約5分の1量に相当します。
八ツ場ダムは国交省5度目の計画変更案を経て、当初2,110億→5,320億円の事業費がかかっています。
2019年、台風19号の記録的な大雨では、八ツ場ダムは試験貯水中でしたが、利根川の氾濫を抑えたと高く評価されました。
参考 八ッ場ダム事業費5320億円へ再増額、国交省5度目の計画変更案 | 八ッ場(やんば)あしたの会
お庭をキレイにしたい、塀を作り直したい、生け垣を設けたい、という方は、お住いの自治体で生垣緑化助成金があるかお調べになるがおすすめです。