全国で還付金詐欺急増しているニュースを耳にしました。
そのなかで自分も気をつけようと思ったのが、60代女性の詐欺未遂ニュース。
還付金詐欺直前まで気付かず「まさか自分が」ショック ATMを指示されるも間一髪
60代の女性がニセ電話詐欺の被害に遭いそうになった。
女性が出ると役場の職員をかたる男が
「介護保険の還付金が3万円分ある。銀行で手続きができる」と言った。
話しぶりは「たどたどしさもあったけど、優しそうだった」。
電話を切ってしばらくすると金融機関の職員を名乗る別の男から電話が入った。
コロナ禍だから窓口ではなく、現金自動預払機(ATM)を利用するように指示してきた。
幸いだったのはATMが混んでいたこと。
混雑を避けようと、再び電話をして「今、窓口にいます」と告げると、一方的に切られた。
窓口で職員に経緯を話し、初めて自分がだまされていたと分かった。
日頃から夫には怪しい電話には気を付けるよう注意されていた。
自分でも警戒しているつもりだった。
それでもだまされかけた。
「役場に問い合わせるなどすればよかった。自分の無知さにショックを受けた」と女性。
注意していたにも関わらず、詐欺に遭いそうになった!
ポイントは、
・「還付金がある」とATMに誘い出されている
・ニセ役場の職員とニセ金融機関の職員、ふたりから電話がかかってきた
「振り込んでください」と言われたら、女性は警戒していたと思います。
これは被害者が犯人の指示通りにATMを操作すると、実際には犯人側の口座にお金が振り込まれるという詐欺です。
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高齢な母に話したら、
「ATMで還付するって、そんなことあるわけないのに!」
母まとも!
「大体、役場に確認したらわかることじゃないの」
おぉ~、これなら母は大丈夫そう。
そこでハタッと私は気がつきました。
「実家は近くにATMが無いから、ATMに行けなんて言われたら反対に怒っちゃうよね?」
これに母は大笑い。
田舎過ぎると還付金詐欺にも遭いにくいかも。
警視庁のホームページに還付金詐欺の特設サイトがあります。
音声事例を聞いてみて「そうやって振り込ませるのか!」とわかりました。
どんな感じか、いちど視聴すると予防になると思います。