遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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微妙にズレる母との会話

 

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来週末から肌寒くなりそうなので、高齢な母にカーディガンの用意をメールで伝えていました。

「カーディガンとか羽織るものを用意した?」

念押しのために電話で声がけしました。

 

「長袖のシャツを着てるよ!あなたが送ってくれたやつ」

母の答えは微妙にズレている。

私の質問から、母は思いついたことを答える。

高齢者だから?

いや、母は若い頃からこうした答え方をする。


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「このシャツね、すごくいいの。

 今まで着ていたシャツが小さくて、これは着ていてラク

運動で痩せた、引き締まったというわりに、服のサイズが変わってないのがわかる。

大きめの4Lサイズを送ったのだけれどぴったりらしい。

カーディガンを用意したか?の質問の答えはあきらめることにして、会話にのる。

 

「あらそう、それはよかった」

「青いシャツが気に入ってるの。

 生地はごわごわするんだけど柄がいいの。

 肌触りの良いのは茶色ね」

4組ワンセットのシャツをベルーナで送ったのだけど、柄によって生地感が違うらしい。

「順番に着てるの」

母は気に入ると、しばらくそればかり着る。

「4枚あるから、月・火・水・木と着れるわね」

母から会話をしてくるということは、よっぽどシャツが気に入ったみたい。

 

質問の答えが、母はズレることが多いので、聞きだしたいことが聞けないことがあります。

根気よく、何度も質問してようやく聞きたいことを聞き出す、という感じ。

よくよく考えてみると、都合の悪い質問に答えてないのかもしれない。

きっとまだ羽織るものを用意してないんだわ。

用意してなければ「用意しておいてね」というだけで、怒ったこと無いのに。