親に「終活」してもらうにはどうしたらいいでしょうか?
雑誌『オレンジページ』の今月の悩み
親に「終活」してもらうにはどうしたらいいでしょうか?
あー、私も悩んだ覚えがあるから、気持ちがわかる。
相談者の両親は70代だけどまだ元気。
それでも、胃ろうはどうする?など終末期医療について希望を聞いておきたいと思ったのですが、
「そんなのまだわからないよ」
「おまえにまかせるよ」
と軽く受け流されてしまうそう。
(なんだ、そんな程度の終活か)と思ってしまいました。
親が「おまえにまかせるよ」と返事しているのだから、子供がどうするか決めたらいいじゃない!と思いません?
スポンサーリンク
私も70代の親がいるからわかるけど、終末期医療なんて言葉を聞いただけで「難しそう」と親は尻込みしてしまう。
私は意地悪な性格なので、
「じゃあ長生きして欲しいから、意識が無くてもチューブをつけてもらうわね」
と言ったりする。
すると途端に、いやいやそれはいやだわ、と親は口にする。
そんな会話を続けて辿りついたのは、
長生きして欲しいけど、身体がしんどくなったら頑張らなくていい。
両親の寿命はいつか尽きる、それを念頭に、どうせさよならするなら、しんどくなく旅立って欲しいと思う。
だから、延命よりも身体がラクになる医療行為を優先したいと思っています。
もちろん、身体がラクになる医療行為は延命につながることもあるでしょう。
オレンジページでは立川志らくさん、おおわた史絵さんが悩みにお答えになっています。
2021年7/2号に掲載されています。
おおわた史絵さんの答えは、私にちょっと新しい視点をくれました。
思えば、雑誌やメディアでは「親に終末期医療について希望を聞いておくべき」とアドバイスするのに、当の親は「そんなことは聞いてくれるな」という反応する人が多いように感じます。