2022年スタート、処方箋の電子化『オンライン資格確認等システム』
2022年の夏頃に処方箋の電子化した『オンライン資格確認等システム』がスタートする予定です。
薬局では、患者のオンライン資格確認等システムを使って、処方箋内容を確認することができます。
患者は、処方内容や服薬履歴をオンラインで確認することができるようになります。
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患者のメリットのひとつとして、災害時には特別措置として医療機関、薬局等でマイナンバーカードによる本人確認ができなくても薬剤情報の閲覧ができるため、患者が
「薬を家に置いて避難してきた」
「避難所で薬を飲み切ってしまった」
という場合も対応できるようになります。
母が糖尿病なので災害時の薬は気になるところでしたが、これで少し安心できそうです。
利用には、医療機関・薬局で
・マイナンバーカードのICチップ
または
・健康保険証の記録番号など
を利用して、患者の資格情報を取得・取込します。
そのうち医療機関、薬局で専用ブース、案内などが見られるようになると思います。
母に処方箋の電子化『オンライン資格確認等システム』を知らせて、備えてもらおうと思います。
※注意
患者がマイナンバーカードを健康保険証として利用するためには、利用申込(初回登録)が必要となります。
利用申込には自身が設定した電子証明書の暗証番号(数字4桁のパスワード)が必要です。
利用申込は
・医療機関、薬局で準備したパソコンなど
からできます。
スマートフォンからの登録も、医療機関、薬局で利用申し込みのサポートするよう厚生省が指導しています。
関連リンク オンライン資格確認の導入について(厚生労働省)