遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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妻の体調不良は夫のせい「夫源病」

  

大地真央さん主演『最高のオバハン 中島ハルコ』の5話。

 

「あんたさ、今流行の夫源病(ふげんびょう)でしょ」

 

定年を迎え自宅に1日いる夫に近寄ろうとしない従妹に、中島ハルコが言った言葉。

 

夫源病とは夫が原因で起こる妻の心身の不調のこと。

 

夫は1日自宅にいて、ご飯を食べた食器はそのまま、

 

妻の体調が悪くても「俺の飯は?」と妻よりご飯の心配をする。

 

夫源病の原因は日々積もった妻のストレス。

 

中島ハルコは従妹の夫に、

「何もしない夫は粗大ごみと同然。何かしなさい」

とアドバイスして事なきを得ました。

 

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お茶を入れてもらったら「ありがとう」の言葉を忘れない。

妻にお茶をいれる。

これだけのことでも随分違うと思います。

 

私の父は若い頃から家事を手伝っていて、当時の田舎でとても珍しいタイプの男性でした。

 

今では信じられませんが、当時は男がひとりでスーパーで買い物するってありえませんでした。

 

妻と一緒でも、どっちかっていうと買い物はしない。

 

ベンチに座って妻を待ってる男性が多かった。

 

妻が重いスーパーの袋を下げて夫のもとへ来ても、スーパーの袋を持ってあげることもなく、そのまま駐車場へ行くのでした(人目が無い所へ行ってから持つ夫も多かったです)

 

そういう時代でした。

 

だから、スーパーで高齢な男性がひとりで買い物をしている!と感心してしまうのです。

 


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先日、すき家に牛丼の持ち帰りを買いに来た、かなりの高齢夫婦を見かけました。

 

手荷物は奥様に持たせ、ドアは自分だけ開けて出ていく高齢男性(笑)

 

でも、奥様と一緒にこうしてついてきただけでもマシなのかなと思いました。

 

それに「どうしてもご飯を作れ」という高齢な夫もいますから、持ち帰りでご飯を済ませてくれる夫はこの世代には貴重かも?

 

奥様とすれ違ったとき、なんとなくうれしそうでした。

 

肩を寄せるようにして歩いている後ろ姿に仲の良さを感じました。