母が百歳まで長生きしたくなるような理由
母に市長さんがどんなお仕事をされているかメールでお知らせしていたら、母はすっかり市長さんのファンになりました。
先日、市長さんは100歳になった高齢者のお祝い訪問をされました。
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厚生労働省では、昭和38年に百歳以上の高齢者に初めて贈呈して以来、老人の日(9月15日)の記念行事として百歳を迎える高齢者に内閣総理大臣からのお祝い状と記念品を贈呈しています。
令和元年9月1日時の対象者は37,005人 (前年度比+4,764人)。
百歳以上が3万人以上!
そりゃそうか、母の暮らす施設でも百歳以上の方が3人はいらっしゃいます。
祝賀の内容は、 内閣総理大臣からのお祝い状及び記念品(銀杯)です。
市長さんなどを通じてお祝いが贈呈されます。
そのため市長さんは100歳の高齢者を訪問されたようです。
100歳でひとり暮らしをされてらっしゃる方を訪問されていました。
ご家族が近所に住まれているとのことですが、基本的な家事はご自分でこなしてらっしゃるそうです。
毎日30分散歩するのが健康のコツなんだとか。
私の想像する100歳とは全然違う。
100歳で30分もひとりで散歩できちゃうの!?
戦争を経験されている世代は体が丈夫だと聞きますが、本当にすごい。
私が100歳の高齢者を訪問したメールを母にした翌日に新聞に掲載されていたそうで、
「すごく大きな記事だったわ!おばあさんがとてもうれしそうに写ってる」
母がうれしそうに報告してくれました。
「あなたから聞いてたから余計に記事を楽しめたわ!」
母は 広報や新聞で市長さんの記事を見つけると、必ず読むそうです。
残念なのは、もしも母が100歳まで生きたとしても、この市長さんから訪問はありません。
母の住民票は施設とは異なる町にありますから、市長さんが母が100歳になるまで勤められていても、母のところへお祝いには来てもらえません。
「もしもお母さんが100歳になったとき、まだこの市長さんだったら、ずっとこの街に住んで市長さんのファンなので、母にお祝いの訪問をしていただけませんか?って手紙を書いてあげるわ!」
そしたら母が「そうして!ぜひ、お願いするわ!」
母が長生きしたくなるような理由がひとつ増えました(笑)
市長さんはあと25年くらい続けてくれるでしょうか?