遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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歩く速度が遅くなっているなら、ロコモがはじまっているサイン。『ロコモ度』をチエックしてもらう【高齢者の健康チエック】

歩く速度が遅くなっているなら、ロコモがはじまっているサイン。『ロコモ度』をチエックしてもらう【高齢者の健康チエック】

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運動を続けてくれている母が、

「だいぶ足が上がるようになった」

「今は大股で歩けてる」

毎回、飛躍的に運動ができるようになったかのように報告してくれます。

自己評価が高いのはいいけれど、現状満足してるっぽいのはマズイ。

リハビリに通っているなら理学療法士さんが見てくれるけど、母の運動は自主的にやっているものだから、誰からも指導は受けられません。

そんなとき『ロコモ度』をチエックするテスト方法があるのを知りました。

立つ、歩く機能が低下することをロコモティブシンドローム(ロコモ)と言います。

歩く速度が遅くなっているなら、ロコモがはじまっているサインかもしれません。

ロコモ度テストで、下半身の筋力、バランス能力、柔軟性がチエックできます。

テスト方法は簡単。

母にテストをやってもらいました。


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『ロコモ度』チエックテスト

できるだけ大きな歩幅で2歩あるき、両手をそろえる。

スタートラインから、歩き終えたところのつま先まで距離を測ります。

これを2回行い、よかったほうの記録を採用。

日本整形外科学会公式サイトからイラスト付きでロコモ度チエックテストのやり方を確認できます。

locomo-joa.jp


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ロコモ度の判定

 

2歩幅(cm)÷身長(cm)=2ステップ値

 

計算結果からロコモ度がわかります。 

計算例 身長が166㎝で2歩幅が207㎝の場合、207÷166=1.25

  

2ステップ値が1.3以上の場合 ロコモ度=ロコモの可能性は低い

 

2ステップ値が1.3に達してない場合 ロコモ度=1

ロコモがはじまっていると考えられる。

少なくとも現状維持を目指し、できれば筋肉や骨を強化したい。

運動を少しづつ習慣化し、食事ではたんぱく質やカルシウムなど、筋肉や骨を強くする栄養を積極的にとりましょう。

 

2ステップ値が1.1に達してない場合 ロコモ度=2

立ったり歩いたりする機能が大きく低下している。

そのままにしておくと、自立した生活が難しくなる可能性がある。

 

母の『ロコモ度』チエックテストの結果

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 テストをやってみた母の感想は、

「思っていたよりもできなかったわ!まだ運動が足りないみたい」

客観的に自分の状態を把握できたようです。

ロコモ度を改善するには、

つま先立ち、スクワット、

など脚力を鍛える運動が効果的です。

母はかかと落としを続けてますが、筋力が足りてないようです。

高齢なこともあって独自で改善は難しいでしょうが、現状維持に努めてもらいたいと思います。