遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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胃ろうとは。いったん胃ろうになっても、口から「おいしい」と味わう幸せもある。胃ろう延命を考える。

胃ろうとは。いったん胃ろうになっても、口から「おいしい」と味わう幸せもある。胃ろう延命を考える。

 

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 高齢な親戚が胃ろうの手術を受けて間もなく亡くなったことがありました。

胃ろうとは、口から飲食できなくなった人の誤嚥防止などのため、胃に穴をあけて管を挿入して栄養を注入する人工的栄養補給法のことです。


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「胃ろうにしてから急激に弱って。胃ろうにしたせいだと思う」

母は言います。

「胃ろうはねぇ。。。」とすっかりマイナスなイメージを母は持っていて、私もその影響で胃ろうのイメージは良くありません。

しかし、限られた選択肢の中で胃ろうを選ばざるを得ないこともあります。

父や母に医師から胃ろうを勧められたらどうしよう?

ときどき考えます。

そしたら「口から食べる幸せを守る会」というNPO法人があることを知りました。

理事長は看護師の小山珠美さん。

病気や事故で胃ろうになった人が、再び口から食べられるよう支援しています。

食事介助のセミナーや相談業務などを行い、その活躍はNHKプロフェッショナル 仕事の流儀」でも紹介されたことがあるようです。

食事介助指導を受けた人の中には、お寿司が食べられるまでに回復した85歳の男性や、ピザやビールを食べられるようになった37歳の男性もいるとのこと!

法人名と同じタイトルで「口から食べる幸せを守る ― 生きることは食べる喜び」という本を出版されています。

 「大切なのは胃ろうか経口かの二者択一ではなく、胃ろうをつけたままであっても、何口か”おいしい”と食べる幸せを味わってもらうこと」

確かに。

モノを口から食べれる喜びは大きいです。

本には食事介助のための心得から、本当に胃ろうをつけてしまってよかった のかと後悔しています。いまから経口摂取の リハビリを行っても遅くありませんか?という質問にも答えています。

これから胃ろうにしようか医師から勧められている人の悩みにも答えています。

「一生自分の口で食べられることを支える姿勢」などの基本情報もあり、今からでも母に姿勢を教えてあげなければ!

そして私も姿勢を気をつけて食事をしようと思うのでした(;^ω^)