遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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高齢母が読み出した小説、内田康夫『怪談の道』浅見光彦

 

母から内田康夫『怪談の道』を読み始めたとありました。

浅見光彦の探偵の話です。

徳間書店角川書店から出版されていました。 

 

引っ越しなどで施設を去る人が本を置いていってくれます。

最近その本棚に追加されたので母は読んでみる気になったのでしょう。

 

浅見光彦シリーズは何度もドラマ化されていますから、私も知っています。

映画化された「天河伝説殺人事件 」は有名ですね。

 

読書をはじめたのは良いのですが、ミステリーなんて読んで大丈夫かしら?

『怪談の道』のあらすじを読んでみると、

 

動燃の取材で鳥取を訪れた浅見光彦は、小泉八雲ゆかりの宿で、父親の死に疑念を抱く異父姉妹と出会う。

死の直前に遺された「カイダンの道」という言葉の謎を追い続けるうちに、浅見は人形峠での「黄色い土」騒動を聞きつける。

八雲の幻影に導かれるように調査を進める浅見は、三十年前のある悲劇にたどり着く。 

 

放射線物質、原子力発電などにも触れているそうで、

浅見探偵の推理がすごいと絶賛されており、

高齢母の脳にも良さそうな内容でした。

 

他の入所者さんは寒さのせいか、老化がすすんだのかみんな調子が悪いようです。

認知症の人は認知症のの症状がいちだんと酷くなったみたい。

カートを押して移動していた入所者さんが、なんでもないところで倒れたので母は

「驚いた」

と話していました。

職員さんがすぐに対応したのですが、足腰が弱るとカートを利用してても転ぶのだと母は知ってショックを受けたようです。

 

追記 母にどんな小説か聞いたら、

 内田康夫の本は浅見光彦が事件を解決する話でウラン鉱山に関わる人達の話と2人の姉妹の関わる話です。

怪談の題名はラフカディディオハーンが関係した話です。

後味は悪い話です。

と教えてくれました。