遠くの両親(介護保険施設)、わたしの暮らし 

脳梗塞で父が倒れ介護保険施設の生活をスタート。遠方で暮らす両親とわたしの日々


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自転車屋さん

 

先日、自転車を走らせてネジが取れてることに気がつき、最寄りの自転車屋さんへ修理に。

時々お世話になる程度ですが、よく通る道なので、遠目におじさんがいつも仕事しているのが見えます。

私はそのおじさんが働いているのを見るのが好き。

 

自転車屋さんへ行くと、先にお客がひとり。

チェーンが外れて、おじさんは汗だくで作業中。

久しぶりに近くで見たら、おじさんはおじいさんになってました!

そうか、そうだよね。。。

こんな暑い中、汗だくで大丈夫かしら。

 


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1時間後にまた伺います、とお願いして、戻ってくると、

ネジがつけられてるのはもちろんだけど、

自転車はピカピカでワックスをかけてくれたみたい。

そして多分、ブレーキなども確認してくれてる。

それで代金200円。

 

良心的な価格はありがたい。

だけど、おじさんのプロ意識に見合ってない気もする。

チェーン店ならこれだけで千円近く支払いが生じると思う。

個人の自転車屋さんの後継者はどんどん減り、無くなる一方なのだとか。

この自転車屋さんもおじさんが辞めたら終わりかもしれない。

 

ささやかならがポカリを、

「今日は暑いのでどうぞ」となるべく自然な感じで出してみた。

 

おじさん、受け取るかな?

ドキドキ。

結構です、と断りそうなタイプではあるんだけど、おじさんも、おじいさんになって、丸くなったようで、一瞬悩んだけど、結局は受け取って頂けた。

いや、私もおばさんになったから、受け取りやすかったのかもしれない。

 

「いつもありがとうございまーす」と去ったけれど、

おじさんは(いつも?)と思ったかもしれない。

いつも元気をもらっていることを、おじさんは知らない。