高齢母の近況。
2月11日は建国記念日だったので、施設のデザートにロールケーキが出ました。
母は大喜びです。
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このところ、母の会話がぎこちないです。
読み込みに時間がかかっているアンドロイドとお話しているよう。
調子がおかしいペッパー君かもしれない。
さっき私が話したことを、今自分が思いついたように話すこともあります。
寒気の影響で血流が悪いのか、頭の回転が鈍っているのでは。
少し前までは、
「ガソリンが高騰してるみたいね」
と話題を振れば、
「117円だって」
と価格を即答して驚かせました。
今でも話題によっては流暢に話しますが、それでも少し前までの滑らかさに欠けます。
田舎の役所もデジタル化がすすみ、広報がまともにネットにアップされるようになりました。
(以前もネットにアップされていましたが、更新が滞っていました)
新しくなった道路が紹介されていたので、母にプリントして施設へ送りました。
「どうして真っすぐの道にしなかったのかしら」
おぉ、批評しますか。
「土地の都合上でそうなったと思うよ」
「そうか、でも、もうちょっとなんとかならなかったかしら」
自分が頻繁に利用する道でもないのに、気に入らないらしい。
冬になると、こだわりが強く、不平不満を言いがちになります。
冬季うつ病の気味だと思います。
「お母さんは、普段なら道が広くなって便利になったと言いそうだけど、なんだか不満ばかり言う気がする。
日向ぼっこして、冬季うつ病予防してください」
指摘すると、母も「言われたらそうね」と納得してくれました。
私もときどき、ハッとすることがあるのですが、大人になると他人は指摘してくれません。
黙って静かに離れていくものですよね。
母の周囲には認知症の方が多いので、みなさん好き勝手にいろんなことを言います。
母はうんざりするようで、その影響もあるのかもしれません。