昨晩、3世帯が同居する自宅で火事が起きたニュースを読みました。
出火元は祖母の住居と見られ、
親族は、出火した原因について「ケトルでお湯を沸かそうとして、それで火が出たとは言っているみたい。
コンセントの部分から(火が)出たのか、変な使い方をしたのかはわからない」と話している。
参照ニュース ケトルから出火か 祖母を搬送 3世代同居の3階建て住宅(フジテレビ系(FNN)) - Yahoo!ニュース
「電気ケトルが原因かもしれない」と、家族が話していたとのこと。
多分、祖母には火を触らせないようにしていたのだと思います。
安全のため、電気ケトルで湯を沸かせていたのでしょう。
ティファールを使用している人も多いですね。
タイガーの蒸気レス電気ケトル<7SAFE+>は、転倒お湯もれ防止構造、カラだき防止、蒸気レスでやけど防止など7つの安全に配慮されています。
しかし「電気ケトルが原因かもしれない」とは!?
気になったので調べてみました。
「空焚きで火事」という記事もあったのですが、ティファールなどのブランド電気ケトルには、空焚き機能がついているタイプが多いです。
他に原因があるはず。
すると、電気ケトルの差込口が溶けていた人のブログがありました。
原因は電源タップを使用していたこと。
電気ケトルの説明書に警告が記されていました。
警告
15A以上のコンセントを単独で使用してください。
ほかの器具と併用すると分岐コンセント部が異常発熱して発火することがあります。
電子レンジもそうですが、電気を多く使う家電はコンセントに直挿しするように注意があります。
知らない人って多いのかな?
私は父から教えてもらったので知っていましたが、学校で習うことでもないので知らない人もいるのかもしれない。
最近、ストーブからの出火したというニュースも見かけるように思うのですが、あれは洗濯物などに火がついたのかなと思っていたけど、もしかして、電源タップに挿していて異常発熱して出火していたのかも?
電気ストーブ、ハロゲンヒーターなども電気を多く使う傾向にあるので、モノによってはありえなくはないと思います。
昔の家って、コンセントの数が少ないんです。
だから電源タップを使いがちになります。
キッチンも現在は家電を考慮してコンセントがありますが、
昭和の家のキッチンにはコンセントが遠い場所にあったりしますよね?
延長電源コードを使ってしまうのはごく自然な気がします。
延長電源コードが必要な際には、単独タイプを利用すると良いと思います。
高齢な両親の自宅の家電のコンセントチエックをすると良いと思います。
「使いにくい」と電源を勝手に差しなおしていることもあります。
定期的に気を配るといいですね。
母が勝手にそうしていることがあって、父が怒ってた記憶があります。
ついでにコンセントの差し込み口がホコリをかぶってないか確認もおすすめです。
コンセントを長い間さしっぱなしにしているとホコリが積もって、出火の原因になります。