認知症、食堂の席替え
老人施設の食堂は、席が決まっています。
母と同じテーブルのD子さんが、食堂にいる間、息子さんの名前を呼ぶようになりました。
認知症の具合が悪化したようです。
毎日名前を呼ぶので、とうとうD子さんは席替えになりました。
するとピタッと息子の名前を呼ばなくなったそう。
周囲に座ってる人が変わったので猫をかぶっているのでしょうか?
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母が、
「私も認知症になったら、ああやって名前を呼ぶのかしら?」
と言ったので、
「どうかなぁ、頼りにしてる息子だから名前を呼ぶのでは?
お母さんは私のことを頼りにせず、自分でどうにかしようという気持ちが強いから呼ばないんじゃない?」
母は(そうかもしれない)と思ったようで、安心したようです。
そんなことがあってから母からのメールには、
(国語ドリルをやりました)
(算数ドリルをやりました)
(塗り絵をしました)
より精を出して、認知症予防してくれています。
ときどき面倒になるようですが、認知症を目の当たりにすると、やる気が芽生えます。
単純でわかりやすい(≧▽≦)
前向きに取り組んでくれて、ありがたい性格だと思います。
D子さんの代わりに、Y美さんが新しく席につきました。
静かに食べてらっしゃったのですが、隣り席のMさんが「Y美さんは食事をこぼすから、足もとにいっぱい転がるの!」と嘆いてました(;^ω^)
老人施設は自宅での暮らしが難しい人達が入所しているので、何かしらあります。
Mさんの嘆きをヘルパーさんが聞いていたのか、Y美さんは別の席に替えられました。
職員さんが世話をしやすい席に移されたのかもしれません。
母の施設は、気がついたらサッと行動してくれてるようなので本当に助かります。
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