高齢者住宅の「囲い込み」、厚労省が監視強化へ
先日、介護保険外サービスの業者さんが、
「利用者さんが施設に入所したら、施設から施設のサービスを利用するように言われたと泣きながら電話してきた」
というつぶやきを見ました。
こういう高齢住宅の「囲い込み」はよく耳にします。。。
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安い家賃で集めた入居者を、サ高住に併設する自社のデイサービスに毎日通わせるなど、介護報酬で利益を過度に得る事業者の存在が指摘されています。
厚生労働省は10月にも、見守り付き高齢者向け住宅の入居者に過剰な介護サービスを使わせて利益をあげる「囲い込み」と呼ばれる不適切な行為を見つけ出す仕組みを導入するそうです。
実は「高齢者向け集合住宅関連事業所指導強化推進事業」というのが、2018年から行われていて、実地指導を行う自治体に対して最高300万円の補助金を出しています。
その補助金を増額してもっと実施指導してもらい、「囲い込み」と呼ばれる不適切な行為を見つけ出してもらおうとするみたいです。
自治体における介護保険料が上昇するなどの問題が発生しているところは真面目に取り組むでしょうが、その他はどうでしょうか。
参考リンク 【独自】高齢者住宅の「囲い込み」、厚労省が監視強化へ…「過剰」介護防ぐ(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース