去年6月、母は高田郁さんの『花だよりみをつくし料理帖』を読書しました。
『みをつくし料理帖』は過去にドラマ化されているほど人気のシリーズ。
10月16日に映画『みをつくし料理帖』が公開されます。
関連リンク 映画『みをつくし料理帖』公式サイト
出演は松本穂香、若村麻由美、薬師丸ひろ子、石坂浩二、中村獅童、浅野温子、反町隆史、榎木孝明、藤井隆、窪塚洋介、鹿賀丈史などキャスティングが素晴らしいではありませんか。
藤井隆さんの名前を見て、この映画はコミカルなところもあるのかな、と期待。
母にメールで伝えたのですが、反応なし。
電話して
「お母さんが以前に読書したから興味があるかなと思って話題をふったのに」
「私のイメージするキャスティングでは無いわね」
なんと!巨匠のような口ぶり( ゚Д゚)
松本穂香(まつもと ほのか)さんは、わからなかったのですが、若村麻由美さんは、「キレイな人よ~、時代劇に出てたはず」と絶賛。
「テレビでCMするかもしれないし、新聞に広告が出るかもしれないから、見てみて」
と伝えておきました。
ちょっとは興味を持ってくれるかな?
こうやって興味を誘導するっていうんでしょうか、話題を振って、脳に刺激を与えているつもりです。
先日「Gotoキャンペーン」のことを全く知らなかったので、新聞を読んでみて、と伝えたら「たくさんの人が観光地に来たって書いてあったわ」
読んでくれたようです。
ついでにアメリカのニュースも読んだようで、
「トランプ大統領がコロナらしいわね」
「アメリカは銃を取り上げるべきよ」
「まー、お母さん。地球の裏側の心配ができるようになったなんて、大したものね!」
茶化して褒めると、母に大ウケ。
これで気をよくしたのか、調子にのったのか、
「私が大統領だったら銃を取り上げるわ」
”私が大統領だったら”なんて発言を久しぶりに聞きました。
母の活気が戻ってきた感じがします。
母は「私が大統領ってちょっと図々しかったかしらね」と大爆笑でした。